エージェントのアオタ氏から、
「他の営業が抱えている案件なんですけど、『応募者がクライアントの想定よりだいぶ少なくて、誰か応募条件にはまりそうな人いませんか?』という相談を受けまして、ちょっとハードルが高いんですけど応募してみませんか?もし、応募されるなら社名などの詳細をお知らせします」
というメールが届いた。
求人を出す企業側が求人を集めるエージェントに、「自分達の企業名・このポジション・採用条件ならこのくらいの相応な応募者が集まるはず」という、『勧誘目標』みたいな要求を出すことがあるらしい。こちらはダボハゼの如く、エサをちらつかせられたら何でも飛びつくので即OKの返信をした。
1時間くらいして、赤字で「confidential(機密)」と書かれた求人情報が届いた。
求人企業はその業界では有名な大企業。求人ポジションは同社の開発品の新規開拓担当。
求める人物像は、『BtoBビジネスにおいて新規開拓の顕著な実績のある方』だそう。
しかも『顕著な』という字の下に下線を引いて強調している。
アオタ氏の補足説明によれば、本来は大卒以上・できれば修士号取得者希望だが、まずは学歴不問でガツガツと新規顧客を獲得できそうな営業経験者を探しているそうだ。これまで紹介した人間はエントリーシートの段階で全員速攻で弾かれ、そのクライアント担当の営業は、
「御社はこんな(質の低い)候補者しか抱えていないのか!」と、クライアントから詰められたそうだ。
確かに想定年収はその会社の総合職の平均値くらいで、特にインセンティブを出すわけでもない。紹介するエージェントからすれば、企業名とポジションだけで引く手あまたなんて時代じゃないよ…と言いたいのだが、言えないという背景のようだ。
昨日の貿易商社の2匹目のどじょうを狙って応募してみたが、果たして2匹目となるか?