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ライフ&キャリアコンサルティング ラシク
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「セルフ・キャリアドック」、「接遇マナー研修」、「仕事の悩み相談」、「就職活動・転職活動支援」等の活動を行っています。
全国どこへでも伺いますので、お気軽にご相談ください。
今回は、前回の続き・・・
面接で第一印象をよくする次の3つのポイントについて。
① お辞儀の仕方(角度、手の位置、同時礼と分離礼の違い)
② 座り方、座ったときの姿勢
③ 他の人が話しているときの待ち姿勢
まず、①のお辞儀の仕方(角度、手の位置、同時礼と分離礼の違い)
について。
ビジネスマナーとして一般的にお辞儀の角度には、3種類あります。
1つ目は、「15度」=「会釈」
2つ目は、「30度」=「敬礼」
3つ目は、「45度」=「最敬礼」
実際に面接の場をイメージして、どの場面でどのお辞儀をすればよいのか。
まず、入室時の「失礼いたします。」・・・に使用するお辞儀は、
敬礼(30度)です。
次に自己紹介の際の「よろしくお願いいたします。」と
面接終了時の「ありがとうございました。」・・・に使用するお辞儀は、
最敬礼(45度)です。
最敬礼で注意しなければいけないのは、「深くお辞儀する」というイメージでお辞儀をすると、ほとんどの人の角度が「45度」ではなく「90度」になってしまっていること。
実際に鏡の前で確認していただきたいと思います。
思っているよりも「45度って浅い・・・」という印象を受ける方が多いのではないでしょうか。
次に、「手の位置」について。
男性の場合、手は体の横。スラックス(ズボン)の横の縫い目に合わせ、まっすぐに指を揃えます。
女性の場合、体の前に両手を重ね、指を伸ばして揃えます。
「同時礼」と「分離礼」について
「同時礼」とは、「よろしくお願いいたします。」などの声を発すると同時にお辞儀する方法。
「分離礼」は、お辞儀をする前に顔を上げた状態で相手の顔を見て「よろしくお願いします。」と声を発し、そのあとにお辞儀する方法。
この2つの方法は、どちらが「正解」でどちらが「失礼」といったものではありませんが、面接に関して言えば、
・相手の顔をしっかりとみて、アイコンタクトをとれる。
・「声を発する行為」と「お辞儀する行為」を分けて行っているため、一つ一つの行為が丁寧で、メリハリのある印象を与えることができる。
・顔を上げた状態でこえを発しているため、声が聞き取りやすい。(相手に伝わりやすい。)
といった観点から、「分離礼」の方がおススメです。
ポイントは次の3点
①背もたれにもたれない。(深く座らない)
②背筋を伸ばす。
③手の位置・・・
男性は、手を軽く握り、右手は右ひざの上、左手は左ひざの上に置く。
女性は、膝の上に両手を重ねる。(指を伸ばして指先を揃える。)
もっと細かく言えば「膝を閉じる。(女性)」「膝を開きすぎない。(男性)」や、あごの角度、足の角度などたくさんありますが、すべてに意識しすぎてしまうと、余計に緊張感が増しますので、上記3点を注意すれば大きく悪印象を与えないかなと思います。
(もちろん、余裕のある方は細かな部分も意識して更なる好印象を目指してください。)
他の人が話しているときに待っている姿勢
集団面接の場合、「自分が話していない時」という場面があります。
先日のマイナビ就職EXPOで面接チェックを行った際にとても気になったのが、
「自分の順番が終わった後の姿勢」
自分が最初に話すまでは、みなさん肩に力が入って緊張しているのですが、一度順番が回ってきて話し終えた後、安堵からか急激に力がぬけて背筋を丸めたり、下を向いたりする人がとても多かったです。
そういった姿は面接官からの視界に入ってきます。
是非、他の人が話しているときは、
背筋を伸ばして顔を上げ、
その人の話に耳を傾けてください。
そして、相槌を打つようにうなずいてください。
(相槌は、ゆっくりと大きめにした方が面接官に視界に入りやすいです。)
以上、今回は「見た目」による第一印象について、ポイントを絞って書かせていただきました。
就活中の皆さんのお力になれれば幸いです。
(おわり)
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