薄紫のちいさなお花、ライラック♪
お早うございます。
花と香りでハッピー・ライフ♪
フラワーセラピストの福岡里紗です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140422/09/lachic-flower/da/4e/j/t02200288_0800104812916432028.jpg?caw=800)
三軒茶屋の246沿いにも咲いていました。
独特の甘い香りがします♪
精油としては出回っていないこの香り。
採取がむずかしいというより、
精油にする過程で、お花の香りとは
違う香りになってしまうからだそうです。
調香の勉強をしてるときに
この香りを再現したことがあります。
合成&天然香料に精油を加えてつくりました!
テルピネオール、ヘリオトロピン、リナロール
これらはライラックの他、カーネーションなど
花の香りをつくるときによく使います。
これにバラにも含まれるフェニルエチルアルコールや
20種類ほどの香料を加え
精油も加えます。
このときは
イランイラン、サンダルウッド、
ローズアブソリュート、
ベルガモット、ローズウッド
を加えました。
甘い中にもどこかビターでグリーンな香りの
残る、薄紫のちいさな花。
原産国はイランで、16世紀になってから
ヨーロッパに広まったようです。
とても繊細なお花で、
切ってしまうと、とたんに香りが薄くなり
水揚げが難しく首をたれてしまいます。
この季節だけの謎めいたライラックの香り、
楽しんでみましょう♪