研修講師ラシャンスひな=渡辺 しのぶです。
コミュニケーションで苦労しているAさんとBさんのことを書きました。
http://ameblo.jp/lachance/entry-10360551691.html
最後になぜ自分の感情を客観的に理解する練習を勧めたかというと、ほとんどの人は自分の感情をはっきりと理解していないことが多いのではないかと思うからです。
理解ができていないと、次に何をすべきかがわからないのよね。
コミュニケーションって、ある日突然上手にできるものではないし、本を読んだらできるようになるものでもない。
子供のころからの積み重ねなんですよね。
自分の周りにどんな大人がいて、どんなコミュニケーションをとってきたか。。。。
親や先生に「いい子」だと言われるために、自分の欲求を隠して言われたことをきちんとやり、欲しいものもねだらない。
そんな子供は大人の顔色を見て育つようになるようです。
(私は長女ですし、子供のころそういうタイプでした)
これは大人になるとAさんになるわけです。
しかしながら、いまさら子供のころに戻って育てなおしをしてもらうわけにもいかないですからね。
だから、練習の第一歩として自分の感情を理解して、私は本当はこうしてほしいのだ。
という本心を知り、自己理解を深めることが「自分を大事にすること」につながります。
自分の本当の感情を知った上で、相手に対する要求を攻撃的にならないように口に出して表現をする。
それが「自己主張」をするということだと思います。
今日の4行日記
事実:私は子供のころ良い子でした
発見:大人になってから辛い思いをしても、相手に言い返すことができませんでした
教訓:自分の過去を振り返り自分のことを理解することが最初の一歩だ
宣言:私は相手の主張を冷静に聞きつつ、自己主張を冷静にできる人です
4行日記とは
事実:1日を振り返り、体験したこと、見聞きしたことを1つ選んで書く。意見や解釈感想は入れない。
発見:あっ!というひらめき、気がついたこと事実から発見したこと。
教訓:発見から得たもの。
宣言:「私は~しています。」の形式で自分のありたい姿を肯定的に書く。
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http://ameblo.jp/lachance/day-20090726.html