F1セルヒオ・ペレスが2位入賞 | clandestina

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未知の世界へ 


ペレス支える大富豪
自動車F1シリーズの第2戦、マレーシア・グランプリ(GP)で小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)のチームメート、セルヒオ・ペレスが2位入賞を果たした。メキシコ人ドライバーの表彰台登壇は1971年のオランダGPでペドロ・ロドリゲスが2位に入って以来の快挙だった。
 ペレスはレース活動を、同じメキシコ人の実業家、カルロス・スリム氏に支えられている。中南米の通信事業で財を成した同氏は、米・フォーブス誌によれば、2010年から長者番付のトップ。マイクロソフトのビル・ゲイツ氏らを抑え3年連続世界一となった大富豪だ。モータースポーツにも造詣が深く、さまざまな形で自国のドライバーを援助している。
 ペレスはスリム氏のサポートを受けたドライバーの中でF1へ上り詰めた最初のメキシコ人で、ザウバー・チームにはもう一人、同国の控えドライバーがいる。
 小林にとってチームメートの2位入賞は、ザウバーのマシンに戦闘力があり、自分にもそのチャンスがあることが証明されたという意味で、勇気が湧く結果だろう。
 ただ、資金力が物を言うモータースポーツの世界では、時に潤沢なカネが実力以上に選手の命運を左右してきた。日本人ドライバーの表彰台は04年米国GPで佐藤琢磨が3位になったのが最後。大スポンサーを持たない小林には、ペレスをしのぐ技量が求められる。時事

メキシコ大統領選、野党候補が10ポイント差で首位=世論調査
メキシコ紙レフォルマが実施した今年7月の同国大統領選に関する世論調査が28日に発表され、野党・制度的革命党(PRI)のエンリケ・ペナ・ニエト候補が支持率36%でトップとなり、2位に10ポイントの差を付けた。与党・国民行動党(PAN)のホセフィナ・バスケス・モタ候補が26%で2位、3位は2006年の選挙でカルデロン大統領に惜敗した左派のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール候補で18%だった。大統領選の投票は7月1日に行われる。PRIは2000年に野党に転落するまで約70年間、政権を担ってきた政党。12年ぶりの政権奪還を目指し、テレビ向きと称されるペナ・ニエト氏を擁立した。同氏は数カ月にわたり、世論調査でトップを走っており、バスケス・モタ氏は苦戦を強いられている。

気候変動で加速する異常気象
気候変動によって干ばつや洪水、嵐や海面の上昇といった異常気象のリスクが拡大し、全ての国にとって脅威となっているが、特に小さな島国や貧困国、乾燥地帯での脅威は深刻だ――。国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)」は27日、気候変動と異常気象に関する初の報告書の完全版(592ページ)を発表し、このような警告を発した。
IPCCは報告書の中で、人類が排出した地球温暖化ガスが、すでに何種類かの異常気象に関係していると指摘している。また、いまだ十分に認識されていないが、異常気象の発生頻度が増えるとともに規模も大きくなり、多数の死者や経済的損失などを引き起こす恐れが高まっているとしている。報告書の著者の1人、米科学者のクリス・フィールド(Chris Field)氏は「どの国も、災害リスクの削減を優先課題とすべきだ」と忠告している。
今回の報告書の要点は以下の通り。
1950年代以降、日平均気温や熱波が観測記録を更新することが増え、また継続日数も伸びていることがはっきりとデータで示されている。21世紀も90~100%の確率でこの傾向は続くとみられる。気候物理学者のトーマス・ストッカー(Thomas Stocker)氏は、温室効果ガスの排出レベルが現在のままだった場合、「『20年に1度の猛暑日』が、21世紀末までには2年に1度の割合で起こるようになるだろう」と予測している。
暴風雨は過去数十年間で極端に激しさを増しており、地域差は大きいかもしれないが、21世紀にはもっと頻繁に起きるようになるだろう。
南欧~アフリカ西部は既に干ばつの拡大と長期化を経験している。21世紀には中欧、北米中部、中米、メキシコ、ブラジル北東部、アフリカ南部も同様の道をたどるだろう。
ハリケーンと台風の強度、発生頻度、寿命が過去40年間に変化したかどうかを評価することは困難だが、その間に海水温が上昇している点から、発生頻度が減っていたとしても風速が強まっていることが予測される。
沿岸部の巨大都市は特に災害リスクが高い。たとえば、インドのムンバイ(Mumbai)では海面が50センチ上昇し、貧民層が集中する低海抜地域の大半が居住不可能となる恐れがある。
フィールド氏は、「先進地域か発展途上地域か、水が大量にあふれている地域か水不足の地域か、また海面上昇が問題の地域かにかかわらず、災害リスクはどこにでもある。ただし今回の報告書では特にぜい弱な地域を挙げており、それには発展途上国の沿岸部や小さな島国、慢性的に水資源が不足している地域が含まれている」と説明した。IPCCは2007年に発表した第4次評価報告書(Fourth Assessment Report)で複数の誤りが指摘され、閉鎖性と透明性の欠如が批判されたことがある。今回の報告書作成には62か国、220人の科学者や経済学者が参加し、公表済みの何千件もの研究を精査した。その上で作成された原案を、専門家や政府関係者による外部の審査にかけ、3回の審議で約1万9000件の論評を集めた。(c)AFP

84歳法王、85歳カストロ氏激励
キューバを訪れたローマ法王ベネディクト16世(84)は28日、首都ハバナのバチカン大使館でフィデル・カストロ前国家評議会議長(85)と約30分間にわたって会談した。会談は法王の要望で実現し、話題は科学、文化、環境問題など多岐にわたった。この後、法王は6日間のメキシコ、キューバ歴訪を終えて帰国した。ハバナからの報道によると、会談に現れた運動着姿のフィデル氏は介護者に手をとられてゆっくり歩き、体力の衰えを感じさせた。フィデル氏が年齢の話題を持ち出すと4月に同じ年齢になる法王は「私も年を取っているがまだ仕事はできる」と冗談を飛ばした。またフィデル氏は会談で「法王の仕事は何か」と質問し、ベネディクト16世が海外訪問や教会での礼拝について説明した。フィデル氏は08年に弟のラウル氏に実権を引き継いで引退した後は「読書と世界情勢についての思索にふける日々」を送っており、「(インドで貧民救済活動にあたった修道女の)故マザー・テレサ氏と、前法王のヨハネ・パウロ2世を尊敬している」と話した。また会談の中で、カトリック教会の立場の変遷を知るために参考となる書籍を送ってほしいと頼んだという。一方、帰国に先立ってハバナの国際空港で開かれた送別式典で、法王は「国外からの経済的締め付けが人々に不公平な重荷を負わせている」と述べ、名指しは避けながらも米国の対キューバ経済制裁を批判した。今回のメキシコ、キューバ歴訪でベネディクト16世は、前法王ヨハネ・パウロ2世の訪問時にあったような民衆の熱狂を引き起こすことはできなかった。メキシコでは340万人が法王を見たと報じられたが、メキシコ市中心部では「税金の無駄」などの理由で法王訪問に反対するデモも行われた。
キューバでは計約60万人がミサなどに集まったが、一部は職場から動員された「強制参加」だったとの指摘もある。毎日新聞

肥満度
トリップアドバイザーはOECD 加盟国での人口に占める「太り気味」と「肥満」の人の比率を比較したインフォグラフィック「先進国の肥満度比較」を公開した。同インフォグラフィックは、体重と身長から算出される肥満度を示す体格指数「BMI」をもとに、OECD 加盟国の肥満度を比較したもの。肥満とされる指数は国によって異なるが、世界保健機関(WHO)では BMI が25を超えると「太り気味」、30を超えると「肥満」と定義しており、同インフォグラフィックもこの基準に従っている。同基準により、肥満度1位となったのは米国。人口の68%が「太り気味」とされる BMI 25以上であり、33.8%は「肥満」とされる BMI 30以上だった。米国では、「普通体重」や「低体重」とされる人は少数派のようだ。以下、2位はメキシコ、3位はチリ、4位はニュージランド、5位はイギリスだった。19位のドイツまでが、「太り気味」が人口の50%を超えるという結果となっている。日本の肥満度は、OECD 加盟34か国中34位。「太り気味」の BMI 25以上の人は人口の25.1%に留まっている。「肥満」とされる BMI 30以上の人はわずかに3.9%。日本では米国とは対照的に、「普通」や「低体重」の人は多数派を占めるようだ。

「コロナ」ビールを独占販売 キリンHDの豪子会社ライオン
キリンホールディングス(HD)は30日、ビールや乳製品を製造・販売する豪州の子会社ライオンが、メキシコの高級ビール「コロナ・エキストラ」の豪州での独占販売権を取得したことを明らかにした。人気の高いコロナの販売でシェアを高めるとともに、収益悪化が著しいライオンの乳業部門の構造改革にも取り組み、業績が振るわない豪州事業のテコ入れを図る考えだ。メキシコのビール会社モデロが製造するコロナは、豪州の高級輸入ビールの中で最も人気の高いブランド。豪州ビール市場で首位に立つ現地企業のフォスターズが販売してきたが、契約解除に合わせ、現地シェア2位のライオンが販売権を握った。ライオンは「大きなプラス材料」(担当者)としており、既に販売を開始。現在の約43%のシェアを4ポイントほど押し上げる効果が見込まれるという。

革製品のお手入れを
靴クリームと靴用品メーカーの株式会社 コロンブス(本社:東京都台東区、社長:服部達人)は、革製品をケアするクリームのミニサイズとクロスを組み合わせた『レザーケアキット』3種を3月下旬より発売いたします。皮革に潤いを与える『レザークリスタル』、ジェル状で保湿効果の高い『ブリオレザーコンディショニングクリーム』、コードバン革専用の『ブートブラック シルバーラインコードバン専用クリーム』をご用意しています。容量は9グラムと少量ですので、トライアルでの購入やギフトなどにお使いいただけます。革靴や革小物のお手入れに欠かせないアイテムが「クリーム」です。クリームに含まれる油分がデリケートな革の表面を保護し美しいツヤを与えることができます。弊社では、革の素材や仕上がりの好みに合わせお選びいただける、さまざまな商品を展開しています。それらのクリームを少量のパッケージで試してみたいというお客様のご要望が多いことから、新商品『レザーケアキット』を発売いたしました。このキットは、9グラム入りのクリームにクロスをセットにしていますので、気軽に お手入れをスタートしていただけます。色は無色ですので、どのような色の革製品にも使用可能です。種類は、『レザークリスタル』、『ブリオレザーコンディショニングクリーム』、『ブートブラック シルバーライン コードバン専用クリーム』の3種です。『レザークリスタル』は、皮革によく馴染み、潤いを与えるクリームです。メキシコ産ホホバワックスや高精製ウールグリース、ミネラルオイル、各種ナチュラルワックスが、皮革に美しいツヤを与えます。『ブリオレザーコンディショニングクリーム』は、みずみずしい感触が特長のジェル状のクリームです。天然の油分であるビーズワックス(蜜蝋)とヒマワリワックスが、革に光沢と滑らかな感触をもたらします。べたつきが少ないので、革の手帳、財布などの文房具や小物から、靴や鞄まで幅広くご使用いただけます。また、シトラスグリーンの香りも添加されているので、心地よいお手入れをお楽しみいただけます。『ブートブラック シルバーライン コードバン専用クリーム』は、プロが使う最高級のシューケアシリーズ『ブートブラック』を一般のお客様にもお使いいただけるように開発した『ブートブラック シルバーライン』から発売されている商品です。 高級素材として知られる馬革「コードバン」の緻密な繊維を守るために開発されたこのクリームは、お手入れ時の摩擦を軽減するために、水分の割合を最少にとどめ、ワックス分を増やしています。クリームの伸びをよくすることで、擦れを防止して風合いを守り、美しいツヤを生み出します。