ローマ法王ベネディクト16世メキシコキューバ訪問 | clandestina

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メキシコを訪問中のローマ法王ベネディクト16世(84)が25日、中部レオンで野外ミサを行い、同国でまん延する麻薬犯罪や汚職を非難するとともに、約5万人が命を落としている麻薬戦争の撲滅を訴えた。60万人以上が広場を埋め尽くしたミサで法王は、「多くの家族が離れ離れになり、多くの人が貧困や汚職、家庭内暴力、麻薬犯罪、価値観の危機、増加する犯罪に苦しめられている時こそ」信仰の力に目を向けるべきだと呼び掛けた。メキシコは、世界で2番目に信者が多いカトリック大国。会場に長い列を作って集まったミサの参加者は、照りつける太陽の下、法王の言葉に耳を傾けていた。信者の中には、1日以上前からテントを張り、この日のミサに備えた人もいた。ベネディクト16世にとっては2005年の就任以来2度目の中南米訪問。前任者の故ヨハネ・パウロ2世は、カトリック信者の半数が住むとされる中南米に、ほぼ年に1度訪れていた。


世界約12億人のカトリック教徒の頂点に立つローマ法王ベネディクト16世(84)が26日、キューバ東部サンティアゴデクーバに到着し、3日間の訪問を開始した。法王のキューバ訪問は98年の前法王ヨハネ・パウロ2世以来、14年ぶり。カトリック教会は59年のキューバ革命で反革命派を支持したことから、長く弾圧を受けてきたが、政府は前法王の訪問を機にクリスマスを「休日」と定めるなど、近年は「雪解け」が進んでいる。ラウル・カストロ国家評議会議長らに出迎えられた法王は空港で「キューバ政府と教会の関係には、さらなる発展の余地がある」とあいさつ。教会の権利拡大のほか、在米の亡命キューバ人との和解や政治犯の釈放などを暗に求めた。議長は「キューバ憲法は信教の自由を保障している」と述べ、教会と対立してきたキューバの変化を印象づけた。法王はキューバ入りに先立ち、経済改革を進めながらも社会主義体制を堅持するキューバを念頭に「マルクス主義が現実的でないことは明らか」と述べたが、キューバ到着後には「あるべき価値観を欠いた人間を作る」と資本主義も批判した。キューバでは革命以前、人口の8割がカトリック教徒だったが、教会統計によると、90年には41.2%にまで低下した。その後、回復傾向にあり、2010年には59.7%まで戻った。
改革を進めるキューバ政府は最近、政治犯の釈放問題で教会の仲介を利用している。法王の訪問で信教の自由がさらに拡大すれば、教会の「隠れ信者」が立場を公にする可能性がある。
ハバナ在住のカトリック教徒の女性(35)は「母から『信者であることは秘密にするように』と言われて育った。今回の法王訪問では記者会見の様子がテレビで放映されるなど、98年の前回訪問時と比べて隔世の感がある」と驚きを口にした。法王は26日午後、サンティアゴデクーバ市内でミサを執り行った。法王はラウル議長との会談に先立ち、サンティアゴデクーバ郊外のエルコブレ教会で「開かれたより良い社会を建設するため平和、慈悲、許し、理解という武器で戦いなさい」と演説し、キューバ国内で政治改革が進むことへの期待を表明した。さらに「自由を奪われた人、愛する家族と離れて暮らす人のために祈りなさい」と語り、政治犯や亡命者に対する配慮を示した。
一方、キューバ政府は27日の記者会見で「政治体制を変えるつもりはない」と従来の姿勢を繰り返した。キューバは昨年4月の共産党大会で賃金格差を容認するなど経済自由化を進めているが、政治面では「共産党一党体制の下、社会主義を追究する」という立場を崩していない。


メキシコの広場で6500人超がズンバ、ギネス記録に認定
3月25日、メキシコ市中心部にあるソカロ広場で、6633人が参加した大規模な「フィットネス教室」が開催された(2012年 ロイター) [メキシコ市 25日 ロイター] メキシコ市中心部にあるソカロ広場で25日、6633人が参加した大規模な「フィットネス教室」が開催された。
参加者はおそろいの黄色のTシャツを着て、ラテン系の音楽とダンスを融合させた「ズンバ」を楽しんだ。今回初めてイベントに参加したという女性は、「今後ももっとやってもらいたい」と汗を流しながら語った。また、今回のイベントは世界最大のフィットネス教室としてギネス世界記録に認定。過去の記録を大幅に塗り替える結果となった。毎日新聞


日本人らしい答えですね