今回は、労務・労働をお手軽に知ることができる小説をご紹介します。社会保険労務士は守秘義務というものが厳しく、実際に業務で経験した事案について詳細を語ることができません。でも、労務・労働をざっと知ってほしいというのも真実です。
これまでは記事にしておりませんでしたが、これを機会に、労務・労働を舞台した小説などについて、紹介していきたいと思います。
今回は、『就業規則に書いてあります』桑野一弘(メディアワークス文庫)です。
どちらかというとライトノベル的に軽いタッチで書かれていますので、スラスラ読めるかと思います。
物語は、女性の労務管理担当者が、パワハラ、セクハラ、従業員の失踪などの問題に奮闘する話です。大手企業の人事部で労務管理をしていた主人公の女性労務管理者がリストラされた。転職先企業でも労務管理者になり活躍していく。パワハラ、セクハラ、従業員の失踪などの違法な労働問題山積みのアニメ制作会社の労務に立ち向かっていく。やがて、業界の闇に対決することになる。
著作権違反になりますので、小職がまとめた書籍帯レベルのご案内になります。詳細はぜひ一読をおすすめします。
きっと、楽しく労務・労働に触れることができる素材です。企業側の視点で読むなり、労働者側の視点で読むなり、自由に浸ってみてください。ほんとに、気軽に読める書き方をしていますので、わかりやすいし、何より楽しみながら知ることができる一冊です。
一応、amazonのリンク貼っておきます。

就業規則に書いてあります! (メディアワークス文庫) | 桑野 一弘 |本 | 通販 | Amazon
【特定社会保険労務士 亀岡 亜己雄】