目が覚めて忘れる。起きてまた忘れる。顔を洗うとほとんど忘れてしまう。
夢の話だ。
夢を覚えていたいという欲求がなんとなく湧いてきて夢の記憶を固定化させるという極めて個人的でなんの役にも立たないワークを日課としている。
日々実行していると夢の中にもう一度入り込んで行くような感覚が少しずつ感じられるようになってきた。
そんなことしてると起きるまでにある程度の時間がかかる。
この間は起きているのか寝ているのかわからない。
夢の固定化なんて言っているがもしかしたらその時に夢を見ているのかもしれない。そしてこの作業は思ったよりも時間がかかる。
今日なんて起きたのは正午を過ぎていた。
ヨガ仲間は早起きな人が多いがまったく逆行している。
ある日の夢を
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5月25日 火曜日の夢日記
マンションの4階、角の部屋。
ここが住まいらしい。ドアの外から妻の気配があるので単身赴任ではないようだ。いつも階段を使って外に出る。非常階段の踊り場では若者が数人たむろっているが何か悪いことをするわけでもない。
ドアの外に黒いパンツが無造作に脱ぎ捨てられている。ぼくのだ。拾って部屋のドアを開けて黒いパンツを投げ込む。部屋の様子はわからない。
黒ずくめの警備員が非常階段から入ってきて挨拶する。挨拶を返して階段から降りようと扉を開ける。
警備員は「気をつけてください」と声をかける。
階段はやけに狭く、手摺も低くちょっと落ちそうになる。狭い階段を降りていくと途中からの階段が水浸しになっている。階段が全て水に沈んでいるのだ。水面は階段状に階段だけを覆うように被っている。
その数段を上からぶら下がるように降りる。
最後の道に出る階段は横からパイプが何本も出ていて「雨の日にはこの階段は使えないな」と思う。
パイプをよけて道に出ると大きな温泉ホテルの建物がある。道端で主婦が2人でさるの噂をしている。
猿がホテルに向かって石や木の実を投げるのでガラスが割れたことがあるのだと、それでガラスを強くしてその猿たちを売り物にしているそうだ。
メインロビーと思われる一面は大きなガラスに1枚のみで壁はなく、ガラスにはさるの攻撃についての説明が文字と写真と動画で映し出されている。
画像は淡い色でとても綺麗。ホテルの外は鬱蒼とした黄色の竹林だ。
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またしても階段を降りる夢。
何かから降りたいのか、降りようとしているのか。
今回の登場人物は警備員と主婦が2人だけで、妻もたむろする若者たちも気配だけだった。
黒いパンツなど履くことはないがどういうわけか「あ、脱ぎっぱなしにしちゃった」と思った。本当に脱いだそのままに片方の裾は膝まで裏返り無造作に置いてあった。黒い服を着ている人を多く見るせいだろうか。
住んでいるすぐそばに温泉ホテルというシチュエーションも猿が石を投げるというのもちょっと思い浮かばない。
今日の一食はカレーを作りました。
昨夜オリーヴオイルでニンニク生姜と共にグローブやクミンなどのスパイスを放り込み玉葱を炒め人参やキノコ類も追加して十分炒まったらトマト投入。さらに炒め油が分離してきたところで水を入れて煮込むところまでやっときました。
今日、魚介類にピーマン、庭の畑から採ってきたスナップエンドウを入れて煮込みガラムマサラで仕上げて完成。
バスマティライスをスパイスと共に茹でたご飯でいただきました。
妻は普通のご飯がいいと雑穀米をぼく一人で食べたのですが1カップを茹でると2人分ほどの量になりましたがこのお米は軽いのでペロリと食べることが出来ました。