311に寄せて | 星を楽しむ「あとりえlablum」からのメッセージ*.。o○o。

星を楽しむ「あとりえlablum」からのメッセージ*.。o○o。

西洋占星術が始まった紀元前2000年頃は天文学と同じ学問でした
悠久の歴史の分だけ、携わって来た先人の果てしない知恵が盛り込まれています

未曾有の大災害と言われた311から早2年経過しました。

2年前の事は、軽い記憶障害~(*_*)の私でも良く覚えています。
朝から落ち着かず体調が悪かったので、何故か以前住んでいた
町の病院に出かけたのです。


そして、診察を受けた後何時もは、その町の友人宅に寄り道をし
たり買い物したりするのに何故か慌てる様に自宅に真っ直ぐに帰
宅したのでした。


帰宅して昼食を終えた頃にグラグラ(((^^;)と揺れ始めました
何時もと違う揺れに、戸惑いながら逃げ場を探す私がいました。

地震に遭遇した時、自宅で安全なところはテーブルの下が最も
安心と言います。ところが、我が家のテーブルはガラスです。
そこに隠れれば、最も危険となるのです(((^^;)


それでも、冷静に揺れる動きを観察していました。
ベランダの植木は、あの重い植木が東と西に大きく揺れながら
移動しているのです。


更に、シンクに貯めた水は大きく波を立てます。
その高さ30cmほどです。
しかし、台所が水浸しになっていません。


暫くして、揺れが収まったので外に出ることにしました。
我が家は9階ですが、エレベーターが緊急停止で止まり階段で降り
る事になります。

マンションの下では、管理人さんが気丈に住民を落ち着けて誘導し
ていました。

混乱状態の中で先ず思った事は.。.:*・゜・*:.。
普段クールな関係の住民関係ですが、この日ばかりは絆を感じました。


暫くすると、管理人さんの呼びかけで自宅の方が安全であるから帰る
様に促されます。

この地は、埋立地であると同時に横浜港と大岡川の近くなので津波が
くると、危険な地に一変するからです。

促されて自宅に戻りテレビを付けると、各局共ヘリコプターでの中継です。
これまで見たこともない大惨事の映像が流れます。
暫し現実が掴めない状態に陥りました。

夕方になってくると、被災地では雪までも降り始めていました。
津波で流された人は、「どうしたの~」と心配してもどうする事も出来ません。
そして現実として受け入れていない自分がいました。


暫くすると、息子からの電話、38階でお仕事している息子は、階段を
下りて帰るところだから大丈夫との連絡です。
そして横浜駅が凄いことになっているので、ゲーセンに寄ってから帰る
と冷静な判断をするのです。つまり、比較的空いているゲーセンに寄っ
て、町が落ち着いた頃に帰る判断をしたのでした。

結局、電車は全て止まり帰宅難民の仲間入りではありますが、ゲーセン
で楽しんでから徒歩で歩いてきたので、余裕の帰宅でした。


テレビはその日から「え~し~」と言う不思議なコマーシャルが流れて
気分がわるくなります。枝野官房長官は、福島の原発に関して「ただち
に~」と大嘘を発表します。


何を信じて良いか分からない状態の時、嘘が嘘を呼ぶ様にデマが流れます。
中には、うがい薬のイソジンを飲むと放射線を浴びても害が及ばないと言
う間違った情報まで飛び交います。

もしかすると、本当に飲んだ人いるかもしれません。
地獄を垣間見た思いでした。


その様な生き地獄の世界から、早2年経過しました。
復興とは、名ばかりで現実問題大きな変化はない様に思います。

そして、福島、宮城、岩手だけでなく日本全体のあり方は大きく変わっ
たと思います。


人の絆の大切さがそれぞれの心に浸透しているように思うのです。
人は、神様でありませんから、憎しみで熱く成った時は、半分は憎し
みを与えた人にぶつけて良いと思うのです。

熱い炎は、平等に半分分けです。
そうすれば、お互いの気持ちが分かり合って、憎しみが絆に変わって
行くと思うのです。

天球の星々もぶつかりながら、軌道修正をしながら輝きを増していきます。


311で、お亡くなりになりました多くの方々の魂に黙祷を捧げさせて頂きますコスモスハチ