

雪が降るととても嬉しくなります

さて、本題です*:.。.:*・
この頃、「和のハーブ」が身体に馴染みやすい事を知り調べています、その中で思わぬ事が分かってきました。
日本独自の薬草治療は、中国の漢方とは違う独自の方法があったのです。


まずは、その証からです*:.。.:*・
日本神話に因幡の白兎のお話があります。*:.。.:*・
因幡の国に渡るために悪知恵の働く白うさぎは、サメに悪さをして皮を剥ぎ取られ泣いているところに大勢の神が通りがかり、「海水を浴びて寝ていろ」とアドバイスをされ、その通りにしましたが、余計に傷だらけとなってしまいます。

その後に更に通りがかった大国主命に出会い、「そこの川口の蒲黄(がま)の花粉を敷き散らしてその上に寝転べば、お前の体はきっと治るだろう」と指示されます。そして、そのとおりにしたウサギの体は元通りになります。

↑蒲黄(がま)の花
子供の頃に読んだ神話ですが、改めて思い出して驚いた事は、ウサギの傷の治療に蒲黄(がま)の花粉が使われていた事です。日本にも独自のハーブ療法が存在した証です。
また、がまの油は時代劇等で刀に垂らすと切れが良くなるパフォーマンスを見かけますね。

因みにこの蒲黄(がま)の花粉と言うハーブ(薬草)ですが、「古代出雲の薬草文化」からの引用にて効用は、消炎利尿薬、止血薬として外用となっています。
つまり、おとぎ話ですが、薬草に関しては事実だったのですね。
また、海水についてですが*:.。.:*・
傷だらけの身体に塩水を浴びれば余計に傷だらけになるのは、塩の成分は、体温を上げますので、炎症が酷くなり痛みも尋常でなくなります。
悪さをしたウサギへの意地悪で間違った情報を与えて懲らしめた、神々の気持ちも分からないでは、ないが…
現代の悪さをする官僚及び政治家に海水浴びせたいですね(笑)
下記は、どうぞ参考までに*:.。.:*・因幡の白兎の後編です
大こくさま(唱歌)
唱歌「大黒様」 作詞:石原和三郎
作曲:田村虎蔵
1.大きな袋を肩にかけ 大黒様がきかかると
ここに因幡の白兎 皮をむかれて赤はだか
2.大黒様はあわれがり きれいな水に身を洗い
蒲の穂綿にくるまれと よくよく教えてやりました
3.大黒様の言うとおり きれいな水に身を洗い
蒲の穂綿にくるまれば 兎は元の白兎
4.大黒様はだれだろう 大国主のみこととて
国をひらきて世の人を たすけなされた神様よ