昨夜 隣に住んでいるオンサイトマネージャー兼ハンディマンのお兄さんに、夫が残していった大型キャビネットの鍵を渡して中に入っている工具はすべてあなたにあげてと言われていると伝えました。
私たち家族はコロナ前の4年くらい現在住んでいる建物のオンサイトマネージャーをしていました。オンサイトマネージャーの仕事は各部屋の鍵を預かっていて、緊急時にはその鍵を使って部屋に入ることと、新しい入居希望者が来たら部屋を案内するくらいでした。4年間やっていて、緊急事態で鍵を使ったのは、主に鍵を忘れてロックアウトしてしまって自分の家に入れなくなった人が鍵を借りに来たくらいです。一度、山火事で全員避難するように警告が出た時は、出張中の夫に代わって娘とふたりで各部屋をノックして避難するように言ったこともありました。
夫は施工の仕事をしているので、メインテナンスもできなくはなかったのですが、自分はプロジェクトマネージャーとして現場のメンテナンスは雇う側でライセンスの種類も違うので、メンテナンスは担当しませんでした。
このビルのオーナーは他にもプロパティを持っていて、メンテナンスの人は外部に住んでいました。一度、メンテナンス担当の男性が私たちが住んでいる建物に引っ越してきて、お役御免になりそうになったのですが、その人が「自分のトラックを盗まれて鍵も盗まれた」などと言って、仕事を辞めて他州に行ってしまったので、次のメンテナンスの人が引っ越してくるまでずっと鍵の管理をしていました。
私たちが住んでいる地域はレントコントロールがあって、家賃が値上がりしなかったので、今ではこの地域では信じられないくらいの安い家賃です。私たちが出ていったら、家賃は1.5〜2倍に上がるそうです。
夫はかなり高価な工具を持っていて、最後は自分のサブコントラクターにあげたり、大事なものは日本に持って帰ることにしました。日本ではアメリカほどDIYが普及していないので、こういう工具はとても高価です。とはいえ、そんなにたくさんは必要ないし、引っ越し費用との兼ね合いを考えると厳選したものだけを持ち帰る方が得策だということになりました。
こういうものだけじゃなくてもっと専門的な工具がいっぱいありました。
私がキャビネットの中にたくさん工具があることをオンサイトマネージャー兼ハンディマンのお兄さんに伝えるとすごく感謝してくれて「お金を払う」と言ってくれました。
お金はいらないけど、最後にこの部屋を明け渡す時、いろいろ捨てるものが出てくるので手伝って
と言ったら「もちろんだよ」と言ってくれました。そう言えば私たち家族はよく他人の引っ越しを手伝ってあげていました。夫は以前はピックアップトラックを持っていたし、ワーカーの知り合いもいたので頼まれると嫌な顔もせずによく手伝っていました。この建物内のちょっとした片づけなどもよく手伝いました。最後は近くにいる人に手伝ってもらえるのもこれまでの関係がよかったからなのだなと思いました。
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