娘は3月生まれなので、日本の学校制度だと「早生まれ」つまり前の年の4月以降に生まれた人と同学年になります。アメリカだと1月から12月で学年を決めているところと、新学年が始まる9月で分けているところなど様々です。さらに小学校が5年生までのところと6年生までのところがあったりします。前にも何度か書いていますが日本の小学校に体験入学にした時、娘はまだアメリカの小学校の5年生だったのに、同じクラスに体験入学した子がアメリカでは中学生だと言って、みんなに驚かれていました。
日本からアメリカに来るお子さんが、現地校に入る時、学年を下げて入るーつまり年齢的には3年生だけど2年生のクラスに入るということはよくあります。他の人種に比べて小柄だし、英語もまだあまりできない場合、学年を下げた方がいいこともよくあります。
そして子供の成長って本当に人それぞれですよね。だからアメリカのように割と自由に学年設定ができるのはいいと思います。それを特に感じるのが、大学に入る時です。娘の同級生(というか同じ年齢)のほとんどが、すでに大学生になっています。日本の学校制度で前の年に生まれた人(=早生まれでない人)はもともとアメリカの学年でも1学年上で、さらに娘は幼稚園に入ったのが6歳になってからだったので、早生まれの人とも1学年の差があります。
日本に帰ってインターナショナルスクールに行った娘の小学校の時のお友達は、17歳になる前に高校を卒業し、17歳のうちにアメリカの大学に入りました。アメリカでも誕生月によっては17歳で大学に入る人はけっこういます。
アメリカの大学で寮がある場合、ルームメイトがいる場合が多いし、食事も自由にカフェテリアで食べられるし、そうじも基本的には自分の部屋の片付けくらいでいいのでひとり暮らしという感じにはなりませんが、コミュニティカレッジとか寮がない大学に通うといきなりアパート暮らしになって、けっこうたいへんなんじゃないかなと思います。
我が子がすでに親から離れて ひとり暮らしをして自炊もしているなんて想像もつきません。そういう意味では本当に過保護だと思うのですが、いまだにどこに行くにも親が送り迎えをして、食事も3食、親に作ってもらったものを食べているので、いきなり大学に入ってひとりで暮らすのはハードルが高すぎますよね。
先日 大学時代の友人がロサンゼルスに遊びにきていて、自分の学生時代の話になりました。その人たちはみんな東京の私立附属校から大学に行って、ずっと東京にいるので「ひとり暮らし」をしたことがない人たちです。大学時代、ひとり暮らしをしている友達のアパートで飲んだり遊んだりするのが楽しかったと言っていますが、今でも東京は小さいアパートが多く大学生はひとり暮らしが主流のようですね。
日本の大学を希望している娘。いやはや東京や他の都市でひとり暮らしなんてできるのかしら。留学生のための寮があったらそういうところに入った方が安心なんじゃないかと、まだまだ過保護な私です。
ちょっと前にもこんな記事を書いていました。