昨日もアメトピに記事を掲載していただきました。
たくさんの方に読んでいただいているようです。ありがとうございます。
アメトピ経由で訪れていただいた方には以下の自己紹介も読んでいただけると嬉しいです。
高校の最終学年の新学期が来週から始まる我が子。もうあと1年で進路が決まります。私が大学の教員をしているということもあり娘は幼い頃から漠然と当たり前のように「大学に行く」と決めていたようです。
小学校の頃から、何かひとつのことに没頭し、突き進むと言うタイプではありませんでしたが、本当にいろいろなことにチャレンジしてきたと思います。
4年前にこんな記事を書きましたが、今になっても娘は「大学で何をしたい」という強い情熱が見受けられません。
私はこういう娘の生き方というか将来への展望への考え方が好きです。あまり強い願望と熱意があると「やる気」スイッチは入るかもしれませんが、うまくいかなかった時の挫折感も大きいと思います。私の教え子たちは、ひとつのことに没頭して極めてきたというよりバランスよくすべてをそつなくこなして志望大学に入ってきたというタイプが大半なので、娘もそういう路線でいいと思うようになりました。
アメリカの大学の中には、願書を出す時点では専攻を決めない制度を設けているところも多く 入学してから専攻を変えたり違う大学にトランスファーするのも日本よりはずっとフレキシブルです。日本の大学でも最近は最初の2年間の一般教養科目を取る時期に自分の専門分野を絞っていくような学部が増えつつあります。
先週書いた医学学校(メディカルスクール)の例にもあるように大学の4年間で理系以外の専攻であっても医学学校(メディカルスクール)は可能です。もちろん合格してから取らなくてはいけないクラスが多く卒業までに時間がかかるかもしれませんが、文系出身の医学生もいるのだから、18歳の時点ではっきりと将来の展望を定めなくてもいいんじゃないかと思っています。
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