昨年の夏休みにウィスコンシン州で日本語教育の大きい学会がありました。
この学会の本部は日本にあって、各国の日本語教育学会と連携して、世界各国で数年ごとにおこなわれます。
アメリカでおこなわれるのは18年ぶりでした。
 
典型的な学生街にある大型州立大学が会場になったので、宿泊は大学の学生寮か近隣のホテルという選択があり、ホテルは部屋単位での予約になるので、おひとりで参加する方は学生寮を選んだ方がずっと経済的でした。ただ学生寮なのでトイレやシャワーは共有でした。
 
そのことを夫に話すと「いや〜 〇〇歳すぎて、トイレ シャワー 共有の大学の寮に数泊するのは無理だろう。ホテルをひと部屋取って誰かと折半するか高くてもひとりで泊まりなよ」と言われたので助成金も出たのでホテルの大きい部屋にひとりで泊まることにしました。
クイーンサイズのベッドが2つあって広々としていたので、家族なら4人でも泊まれるサイズです。ベッドを共有しづらい間柄の人と一緒でも2人で泊まるのに十分だと思いました。
 
以前は学会に参加する時は別の大学の先生とルームシェアをしたこともありました。
あまり知らない人と同室で気を遣うのも疲れるので この学会に申し込む時に「ルームシェア希望」という選択もありましたが選びませんでした。
 
知らない人と同室は嫌というのは理解できるのですが、日本からアメリカに来る人が友達同士でも「同じ部屋は嫌だ」とか「(夫婦や家族でも)ベッドは1人ひとつないと無理」という人がけっこう多いことに気づきました。
 
アメリカはホテルのひとり部屋っていうのが本当に少ないんですよね。ベッドひとつという部屋はあるけれど「1人しか泊まれない」という部屋は少なくて料金は部屋単位なので、1人で泊まっても2人で泊まっても基本的には金額が変わりません。だからふたりで来る方がベッド2つの部屋を1部屋借りるのと2部屋借りるのでは倍の料金になってしまいます。
 
3人 4人がひと部屋に泊まれる場合でもベッドは2つまでが基本です。つまり3人で泊まるなら2人がひとつのベッドに寝て、4人だったら2人ずつクイーンベッドにベッドに泊まります。
 
そしてなぜか寝る部屋は別じゃないと寝られないけどトイレやお風呂は共有でも気にならない人もいます。私たち家族は3人なのに家にはトイレが3つあってシャワーつきのバスタブも2つあるので、娘は幼い頃から自分の部屋にバストイレがついていました。だから日本に行って、おじいちゃんや私たち家族とトイレとお風呂を共有するのが苦手みたいです。でも日本ではそういう家の作りが当たり前ですよね。
 
アメリカのホテルのスイートルームタイプを借りて、2人が別々の部屋で寝てバストイレはひとつでもいいという人もいるのですが、スイートルームの場合、寝室とリビングで、リビング側はソファベッドという形式が多く、無駄に広い寝室とリビングルームがあるだけなので、同じ料金を払うなら、一番安いタイプの部屋を2つ取った方がいいんじゃないかということになります。
 
以前にも「部屋は別々にして」と頼まれた2人連れの友人がいたのですが、「1人部屋だと金額が倍になってしまう」と言うと不満そうに「なんで〜?」と言われ、私のせいではないのに気が滅入りました。でも日本でだってひと部屋とふた部屋では金額は倍になりますよね。
 
前に学会に行って予約していた部屋とタイプが違ったと言う話はこちらです。
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