今は一時帰国中のため予約投稿で私が大学院で発達学を学んだことと自分の子育てから得た知見をシリーズで発信していきます。

 

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自己紹介

よろしくお願いいたします。

 

前回、日本での支援学級と普通学級の在り方を考える時、我が子の3歳くらいの時のことを思い出したという記事を書きました。これはその記事の続きです。

 

私は子育てがとても苦手です。まだ子育て中なので現在形で書いていますが、特に幼少期の子供の扱いがとても下手でした。私は運動神経がとても鈍く 走るのが遅いので娘を追いかけられないので いつも娘の手を力強く握っていました。前にも何度か書いたのですが、私は幼い我が子と出かけるといつも緊張していて、その緊張が娘に伝わるのかよく問題行動が現れました。

 

家ではいい子なのになんで? 

 

と私もイライラするし 本当によくなかったと思います。

 

その頃、子育ての記事に「子供が外でお友達とうまく関われないのは親の愛情不足」というようなことが書かれていて、私は娘が3歳の時から夏の仕事をせずに娘と一緒に長い夏休みを過ごすことに決めました。

 

娘が3歳3ヶ月の夏に、家でかくれんぼをしました。まだあまり発話がなかった娘ですが「もういいかい」「ま〜だだよ」「もういいよ」くらいは言えました。

 

ただかくれんぼのルールがどうしても理解できないのです。私が「〇〇ちゃん かくれて。ママが『もういいかい』って言うから、かくれたら『もういいよ』って言うんだよ」と言うとうれしそうに「うん」と答えました。

 

私が目をつぶって「もういいかい」と言うとすぐに元気よく耳元で「もういいよ」と言って、私が目を開けるとうれしそうにハグしてきました。

 

何度か説明してもできないので、私はイライラして「もういい。ママ お茶飲んでくる」と言ってキッチンに行き、娘の部屋にもどったら娘がいません。本当にどこを探してもいないんです。私は血の気がひいて大声で娘の名前を呼びました。

 

そうしたら娘が「もういいかい?」と言ってクローゼットの箱の裏から出てきました。私は娘を抱きしめて号泣してしまったのですが、その時 娘が私の背中をなぜて「You will be OK. I am here. I am here.」と言いました。

 

かくれんぼのルールは理解できず、一緒に遊べなかった娘ですが、ママがいなくなったから自分もいなくなって、また会えたらうれしくて、誰かが泣いたら「大丈夫」と言ってなぐさめてあげるという感情がしっかりと芽生えていると知って安心した瞬間でした。

 

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