今は 日本に一時帰国しているため予約投稿で私が大学院で発達学を学んだことと自分の子育てから得た知見をシリーズで発信していきます。

 

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自己紹介

よろしくお願いいたします。

私の友人は重度の知的障害者の支援団体の理事を長く勤め、今はある重度知的障害者施設の理事長をしています。その友人のご縁で、知的障害の研究者の方や支援団体の方がアメリカに視察に来た際などにお話をする機会があります。

 

私はアメリカの大学院で特別教育(Special Education)の修士を取ったのですが、アメリカの特別支援学級や学校は 少なくとも90年代には日本よりずっと進んでいる印象でした。私は90年代にアメリカに来て初めて、ADDやLDという用語を知りました。今では日本でも普通に使われているADHDやLD (学習障害)ですが、この診断が日本で一般的になったのは2000年以降ではないでしょうか。

 

また最近 日本では「インクルーシブ」というのが流行語のようになっていますが、日本の教育は最近まで究極のインクルーシブ教育だったといえます。それがアメリカの影響か「育てにくい」「教えにくい」児童・生徒に「特別支援」を施そうという流れができてしまったのだと思います。そして私たち親世代の頃には普通学級にいた「ちょっと成長が遅い子」や「学びの形が他の子と違う子」がはじき出され、親は悩んでしまうという構図ができているように見えます。

 

こういうことを考える時、私は幼い我が子とかくれんぼをした時のことをよく思い出します。 

「もういいかい」

「ま〜だだよ」

 

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