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アメリカに住んでもう（通算）30年以上が経つのに、いつまでたっても慣れない医療のシステム。
そもそも同じ職場の同僚でも異なる保険のプランに入っていたりするので、わからないことがあって同僚や友人に聞いても全然役に立たないことがよくあります。
そして住んでいる州が変わったり、ステータス（ビザか永住権かなど）が変わったりすると入れる保険の種類が変わったりして、誰に聞いてどうすればいいのかさえわかりません。
4月の初めに娘の体調というか精神状態が悪く主治医の先生に会いに行きました。
先生は神経科でテストを受けて、カウンセラーに会う手続きをしてくれました。
それから1週間くらいで保険会社に手続きを取るようにという手紙が来ました。これは手紙だったので私が見ることができて、電話をして保険が適用されることを確認しました。
その後、カウンセラーのリストや神経科のテストのアポはポータル（Web上で自分の健康状態や通院歴が管理されているところ）に入れるからと言われ、待つこと約2ヶ月。やっと娘も休みに入り、ドクターアポイントメントが取れると思ってまた主治医に電話したら「もう情報はポータルにあるはず」と言われました。
けれどそのポータルは娘がセットアップして管理するものだそうで、私のポータルにあった娘の情報は「いつ医者にあったか＝いつ支払いをしたか」だけでした。学校を休んだ時の証明としてドクターノート（受診を証明するもの）が必要だったのですが、それも娘の方にだけ入っていると言われました。
やっと娘が自分の電話にアプリを入れて、ポータルにアクセスできたら、4月以降のいろいろなお知らせが一気に出てきました。それを使って早速予約を入れようとしたら、私が母親で保険の筆頭者にも関わらず「カウンセリングの予約は本人じゃないとできない」と言われました。やっと「ファミリーセラピーならOK」と言われ予約を入れられたのですが、神経科のテストは一番早くて12月と言われ、唖然としました。
別にどう〜してもカウンセリングを受けなくてはいけないというわけではないのですが、この手続きをきちんと取って、主治医の先生のいうことをよく聞いて行動していないと診断書を書いてもらえないと言われ「いやいや、診断書ではなく病院に来ましたよ という証明でいいんですけどぉ〜」と言ったら「それなら書けるけど役に立たないと思うわよ〜」という返事。
一応「テストの予約も取ったし、できるだけのことはしている」という証明をいつもの健康診断書に添えてもらうことにしました。