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これまでに何度も書いていますが 我が子は言葉の成長がとても遅かったです。

産まれた時から日本語と英語を聞き続けていたので、よく「どちらかの言語にしたら」というアドバイスを受けたりしました。

 

もし私がバイリンガル言語発達の研究をしていなかったら、我が子はきっとモノリンガルになっていたことでしょう。

 

娘は言葉の成長が遅かったので、自分の感情を言葉で言い表すことがなかなかできませんでした。その代わりに身体で表現することが多く 時には乱暴になることもありました。幸い、小柄で力が弱かったので周りの子を傷つけることは少なかったのですが、2歳になる前くらいから、よく意地悪をされると相手をつねるようになりました。

 

 

その時はどうしてつねるのかが全然わからなかったのですが、今になって思うと娘は手先がとても器用で、指の力が生まれつき強かったからなのかもしれません。

 

幼稚園の頃から、手を使って器用にリボンレイを作っていたし、今でも細かいことを手で作る作業が得意です。

 

そして言葉が遅い、つまり言葉による指示がわかりにくい、自分で説明できない部分を補うかのように、娘は小さい頃から、人の動作をじっと観察してやり方を覚えるのが得意でした。

 

娘が6歳頃に私の友人の娘さんたちと「二世代女子会」をしたことがありました。親は同世代なのに、子供は上が20歳から下は我が子で6−7歳と言う年齢差があったので娘は他のお姉さんたちに可愛がってもらえました。みんなでゲームができるお店に行った時、全然話さない娘は「アメリカに住んでいるから日本語がわからないのかも」と思われていたみたいでした。娘はじっと他の子がゲームをする様子を観察していてすぐに操作を覚えて同じようにやっていたので、みんながビックリしていました。

 

これはバイリンガルの子供にありがちな「(どちらかの)言語でわからなくても自分なりに習っていく姿勢」の表れなのかもしれません。

 

私も夫もどちらかと言うと、器用な方だと思うのですが、家族の中では娘がぶっちぎりで手先が器用で、しかも細かい作業を見てすぐに体得するので、この特技を将来、活かせたらいいなと思います。