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今月初めにちょっとした事件があり、ペットの飼い方を考えるきっかけになりました。私のこれまで飼ったペットのことを書いています。

最初から読んでくださる方はこちらからお願いします。

 

私が世田谷のマンションに住んでいた80年代に迷い込んできたネコが出産をしたという記事を書きました。
 
産まれた3匹のネコのうち 2匹は友達や知り合いがもらってくれました。残る1匹は私が飼い続けようかとも思ったのですが、すでに2匹飼っていたし マンションはそれほど広くなかったのでなんとか引き取り先を探そうと電信柱にチラシを貼ったりしました。勝手に公共物にチラシやビラを貼ってはいけないという規則はいつからできたんでしょう。その頃はよく電信柱や駅の掲示板にこういう告知が貼ってあったと思います。
 
それを見た人が「ウチでは飼えないけど、預けておけば飼い主を探してくれるところがありますよ。」と教えてくれました。
 
その店(?)は三軒茶屋にあって私が住んでいたところからクルマだと20分くらいの距離でした。そこにはガラス戸にたくさんの貼り紙があって「ネコ預かります」「ネコあげます」というお知らせのほかに「三味線屋に売ったりしません」「動物実験に使いません」というようなことが書いてありました。
 
なんか映画「3丁目の夕日」に出てきそうな古めかしい日本家屋の玄関先にケージに入ったネコちゃんが数匹いて、漫画に出てきそうな不思議なキャラのおじさんがいました。
 
いろいろ話を聞いて、電話番号と名前をおじさんが持っている大学ノートに書き込み一時金(貰い手がつくまでの餌代)を数千円払って預かってもらいました。
おじさんが「まだ小さいね〜。こういう子ネコはすぐもらい手があるよ。」と言っていたのですが、貼り紙の「三味線」とか「動物実験」という言葉のパワーが強すぎてなんだか不安になりました。
 
数日後にその場所の前を通ったら、もう私が預けたネコはいませんでした。電話をするとおじさんが「あ〜、あの後 すぐに親子連れがもらっていきましたよ。」と言っていました。
 
その後、数年してからその場所の近くに農獣医学部のキャンパスがあると知って、あのネコちゃんは本当に親子連れにもらわれていったのだろうかと心配になりました。