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アメリカに移住して通算30年を超えました。80年代に1年数ヶ月 ハワイに語学留学して、1994年からアメリカに住んでいるので今年は30周年です。
 
私が日本に住んでいる日本人の方より、アメリカについて詳しいことがあるとすれば、自分の専門の教育(言語教育)と今まで自分が住んだ街や州(ハワイのワイキキ ジョージア州のアメリカカスという街 ボストン ニューヨーク(マンハッタン)ロサンゼルス)の通りの名前くらいじゃないでしょうか。
 
アメリカの税金制度、年金制度、政治のしくみ などは正直、ほとんどわかっていないというか関心がなく、正常な市民であるという自負もありません。まず税金ですが州立大学に勤務する私は、毎年送られてくるW-2と呼ばれる年収や納税額が書かれた書類を税理士さんに送って後はすべてお任せです。15年くらい前まではTurbo Tasというソフトウェアに必要事項を入れて出てきた数字をそのまま税務局(IRS)に申請していました。年金に関しては、勤務先で積み立てているものと年収に合わせて支払っているもの(ソーシャルセキュリティ)が毎年「あなたは今、これだけ貯まっていますよ」というお知らせが来るのを鵜呑みにしている状態です。政治に関してもアメリカ市民ではないので選挙権もないし、政治の討論会をテレビで見ることもしません。
 
「アメリカからお届け」ジャンルのブロガーさんの中には、詳しくアメリカのニュースを翻訳して自分の解釈を添えて詳しく書いている方もいてすごいな〜と思います。
 
こんな無知な私でも、アメリカ生活が長いと、日本に帰った時『アメリカ』についていろいろ質問されます。
 
今回の日本帰国では本当によくドジャーズの大谷選手と通訳の水原氏のことを聞かれました。

 

 

3月末に書いた記事では、まだ詳細がわかっていませんでした。最近、さまざまなメディアで大谷選手の潔白と水原通訳の訴追の内容や出廷の様子が伝えられています。

 

私はロサンゼルスに20年以上住んでいますが、裁判所に行ったことは一度しかありません。それは15年以上前、クルマを運転しながら携帯電話を触っていた時に警察に止められ、裁判所に異議申し立てをして、当日 その警察官が出廷しなければその場で無罪放免になり、罰金を払わなくていいと聞いたからです。警察官は出廷せずその場で取り消しの書類をもらって帰ってきました。それ以外に裁判所に行ったこともないし、テレビや映画以外で裁判所の様子を見たこともありません。

 

そして前の記事にも書いた通り、銀行の送金のシステムなどが日本と違うようではありますが日本でもアメリカでも ここ20年間 ほとんど振り込みや送金をしていないのでその違いさえあまりわかっていません。

 

私はいまだにチェック(小切手)を使っていて、家賃も毎月 小切手で払っています。日本では普通にやっていた公共料金の自動引き落としもアメリカでは不安でずっと小切手で送っていました。やっとここ数年で自動引き落としにした感じです。

お給料はさすがに銀行振り込みですが、カードの支払いをオンラインでおこなうようになったのも10年くらい前からです。

もうアメリカではクレジットカードそのものを持っている人も少なくなってきて、みんな電話を使って支払いをしていますが、どうしても気分的に「お財布」と電話を別にしないと気持ちが落ち着きません。日本も急激に電子マネー化が進み、ほとんどの人がアプリを使っていますが、日本でアメリカのクレジットカードを使うことも日本の電子マネーアプリをアメリカの電話に入れるのも不安です。

 

ちょっと話が逸れてしまいましたが、そんな私なので日本の方にアメリカのことやロサンゼルスのことを聞かれても「う〜ん どうなんでしょう」と歯切れの悪い答えしかできません。

 

ま、専門外というか門外漢ということで下手にコメントをしなければいいだけのことなんですけどね。