アメトピ掲載記事

娘の進路

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今日から日本に一時帰国するため娘のというよりアメリカで育った

日本人子女のバイリンガルへの道を予約投稿で発信していきます。

 

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おそらくこのトピックは何度も書いていると思うのですが、アメリカなどの英語圏で日本語と英語のバイリンガルを育てるには家庭内言語の使用がとても重要です。日本語と英語のバイリンガルになったアメリカ生まれの大学生くらいの人と話すとかなりの確率で「幼稚園(Kindergarten)に入るまで全然英語を話さなかった」ということを言う人がいます。

 

そういう人は両親ともに日本人の新一世 つまり大人になってからアメリカに移住して結婚してアメリカで子育てをした家庭のお子さんで、「新二世」と呼ばれる人たちです。いくら「親は家で日本語しか話さなかった」と言っても4−5歳になるまでアメリカに住んでいながら全然英語を話さないなんてあり得ないと思っていました。でも実際私がロサンゼルスで子育てをしていると、英語を全然話さずに生きていけることに気づき、そうなると外で働いていない日本人のお母さんは子供としか話さず、子供も英語を話す機会が学校に入るまでまったくないというのも納得できるようになりました。

 

この「家では日本語 学校を含む外では英語」という二言語環境が日本語と英語のバイリンガル発達の成功の鍵かもしれないと気づいたのは、アメリカの大学でバイリンガルのクラスを教えるようになって5年くらいが経った時でした。

 

私がまだ大学院生だった頃、リサーチに協力してくださる日本人家庭の人のほとんどはお母さんが日本人でご主人がアメリカ人のインテリ層(大学の先生など)だったので、お母さんも英語を難なく話せるし、お父さんもそこそこの日本語力があり、おふたりとも両言語が堪能でも子供はバイリンガルにならないという例をよくみてきました。

 

アメリカで日本語を覚え、高い日本語力を保持し、日本語と英語のバイリンガルになるには、どれだけ日本語環境を与え続けるかが大切で、片方の親だけでも一貫して日本語を使い続けるのは本当に大切だと思います。

 

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