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コロナ禍のあたりからCOIL (Collaborative Online International Learning)というのが徐々に流行り始め、日本で英語を学習している人とアメリカなどの英語圏で日本語を学習している人がオンラインで交流会をするようになりました。
ビジネスとしてやっている団体や学校などもあるようですし、私たちのように授業の一環、あるいは課外活動のようにやっているところもあります。
私はある日本の英語教材開発会社のリサーチの一部として、小学生同士の交流会をやっているのですが今日もその会がありました。
たまたま学校が休みだった娘が助手として参加しれくれたのですが、すでにこういう交流会に何度も参加している娘は慣れたもので、日本人の子にもアメリカ人の子にも両言語で話しかけて場を盛り上げてくれていました。
日本人のお子さんは英語力云々という前にICTに慣れていなくてZOOMに入って名前を変えるとか、マイクをミュートにしておいて話す時だけ外すというような基本的な操作ができなくて苦労しているようでした。そういう作業をチャカチャカやってくれる娘。
最近になってわかったのは、我が子は自分がどちらの言語もできるだけじゃなくて他の子がどちらかの言語で話した時、わかりやすく言い直してあげるのが上手だということです。例えば日本人の子にとってどういう英語表現がわかりやすいとか、アメリカ人の日本語を習っている子にはこの言い方はわからないだろう...ということが割と瞬時に把握できます。
あとは本人がやられて嫌だと思ったことはしないという娘なりの思いやりがあるようで、何を言っているのかわからない時でも「Sorry, I could not hear you well. ごめんね、今 マイクの調子が悪くてよく聞こえなかった」と言っていました。本当に音質が悪かったわけではなく発音が悪かったり、間違った文構成だったりしたからなのですが、決して「I do not understand」とか「わからない」という言葉を使わないのがいいな〜と思いました。
今までにも何度か書いた言語交流会での娘の様子の記事を集めてみました。