ずいぶん前に、日本語と英語のバイリンガルは、アメリカでの「日本語スピーチコンテスト」にも、日本での「英語スピーチコンテスト」にも出られないことがあるという記事を書きました(その過去記事はこちら)。

 

世界的には、日本語継承語話者のための「日本語スピーチコンテスト(弁論大会)は各地でおこなわれているようです。ほとんどが「日本語補習校」の中でのイベントだったり、外国語として日本語を勉強している学生を対象としたコンテストの「特別部門」だったりするようです。

 

全世界で、2番目に大きいロサンゼルス地区の日本語補習校では、高校生の弁論大会がおこなわれていますが、これはこの補習校の高等部まで進んだ生徒が対象で、外部の生徒は参加できません。

世界で最も人数が多い補習校の一つであるロサンゼルス地区の補習校でも高等部はそんなに人数が多くないので、この弁論大会は、大規模ではないようです。

 

今年の2月24日に、ロサンゼルス地区で「日本語継承語話者のための高校生日本語スピーチコンテスト」が開かれることになりました。これは補習校に通っているかどうかに関わらず、参加できるということです。

今までロサンゼルス地区でおこなわれていた高校生のためのスピーチコンテストは、「外国語として日本語を学習した人」だけが参加できたので、親が日本人だったり、補習校や’日本語学校で日本語を勉強した人は参加できませんでした。せっかく努力して日本語を勉強して上手になっても披露する場がなかったわけですが、こういう機会に高校生まで努力して保持した日本語力を発揮してもらえたらいいなと思います。

 

ロサンゼルス地区 日本語スピーチコンテストのサイトはこちら

 

この写真は、ケニアでおこなわれた日本語スピーチコンテストのサイトから借用しました。

 

 

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