前々回に、私は産後6週間で職場に復帰したと書きましたが、これができたのは私が大学勤務で、長い夏休みがあるからです。

 

3月に娘が産まれ、春休みも含め6週間後、春学期の3週目から復帰し、残り7週間を勤めると、6月中旬から3ヶ月半の長い休みに入りました。私が復帰した7週間、夫が育休を取り、夜中の授乳や昼間のお世話をしていました。

 

私の友人は、お子さんに先天性の病気があったこともあり、毎日の授乳、排せつ、投薬、睡眠時間などを細かく記録していました。その友人がすすめてくれた ひよこくらぶの「お世話100日ノート」というのを買って、夫と私は毎日手書きで記録を取っておきました。夫は美術科出身で、絵が上手なので、可愛い「うんこ」マークや「哺乳瓶」のマークや我が子の表情を日記に書き込み、私は仕事から帰って、それを見るのが楽しみでした。

 

子育てブログをされている方は、毎日の記録をブログに残していけますが、アナログな手書きノートも後から見てほっこりできるので、オススメです。

我が子は、このままアメリカで生活していけば、自分が子育てをする頃には英語の方がずっと強くなっていることでしょう。でも両親が一生懸命、日本語で書いたこのノートを見て参考にしてくれたらいいな、と思っています。

 

この100日ノートが終わった頃、私の夏休みが始まり、夫は職場に復帰したのですが、それから一人で育児をして気付いたのは、私はつくづく子育てに向いていないということです。

 

本来なら、育児書に書いてあるように、母親である私がたくさん話しかけたり、音楽を聴かせたり、子守唄を歌ってあげるべきだったのでしょうが、私は娘をスイングに乗せて横で論文を書いたり、相変わらず家でも自分の仕事をしていました。そして産後5ヶ月の時、ハワイの学会に出かけ、その時に夫のお母さん(義母)にロサンゼルスに来てもらうことにしました。

次に書きますが、この年から、義母は毎夏、私が仕事をしている間に娘の世話に来てくれました。

私よりずっと穏やかで、子育て上手な義母のおかげで、娘は日本語と日本が大好きになりました。

 

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