カメ吉とランチに行った帰り
バス停には2人の待ち人が・・・
1人はご婦人で立っていらっしゃって
もう1人は年配の男性で
少し離れたベンチに座っていました
「どうしよう、どこに並ぼう？」
本来ならその男性の後ろに・・・
なのですが
そのように順番守って並んでも
今はその後に続いて並ぶ人は少ない
無視して前へ前へと並んで
お席を確保する人ばかり
ご年配の方も私達も立ちんぼ？
と危惧した私
私達はご婦人の後ろに並んだ
案の定、私達の後から来た人たちは
おじいちゃんを無視して私達の後ろに
バスが来た
私はベンチに座っているおじいちゃんに
「お先にどうぞ。
私達よりも先にいらしていたのですから」
と声を掛けた
おじいちゃんはビックリされて
「イヤイヤ、どうぞ」
「イエイエお先にどうぞ」
おじいちゃんと私
お互いに譲り合いっこ
バスが発車して暫くした信号待ちで
おじいちゃんが私達の席までいらっしゃって
「さっきは声を掛けて貰ったから」と
最中を2つ下さった
今度は私達がビックリ
とても嬉しかった
私の声掛けを喜んで下さった事に
降りる時
今度は私達がおじいちゃんのお席行き
最中のお礼を言ってバスを降りた
家に着きカメに美味しいお茶を入れて貰って
「美味しいね
嬉しいね
」と言いながら
嬉しいね」と言いながら2人でおじいちゃんの最中を
ご馳走になりました
冷えた身体も心もホッコリ温かい
素敵な一期一会
おじいちゃん、ご馳走様でした