博物館・美術館好き整理収納アドバイザー・ショウボです。
平日に休みをとり、東京国立博物館(略してトーハク)で中尊寺金色堂展と本阿弥光悦の大宇宙展を見てまいりました。さらに猫カフェにも・・・
(遊び過ぎだろうという声が聞こえてきます)
こんなレポートに興味を持つ人はいるんかいな?と思いつつ短くまとめます。
中尊寺金色堂展
トーハク本館で開催中(2024年1月23日〜4月14日)。
ど迫力の大画面8K映像、模型、仏像のどれをとっても期待通りきらびやかで
金色の世界
でした。
金色って、どうして人をひきつけるんでしょうか。
名古屋城をくれたインド人留学生に「どうしてあの貯金箱くれたの?」と聞いたら、返ってきた答えは「金色でキレイだったから」とのことでした。
おみやげクリアファイル(800円)は表に仏像勢揃い、裏側は金色堂です。
これをデスクにおいたら、ものすごく目立ちます。
笑えたのは邪鬼(のぬいぐるみ)を売っていたこと。
邪鬼とは、持国天と増長天がカッコ良く踏みつけている鬼のことです。
こいつをふみつけてストレス解消してね、ということらしいです。
金色堂の模型は写真撮影可で、ひとが群がっていました。
わたしもその一人ですからひとのことはいえません。
本阿弥光悦展
トーハク平成感にて特別展。3月10日(日曜日)まで。って明日最終日じゃん!?
本阿弥光悦といえば、一番有名なのは国宝・舟橋蒔絵硯箱(ふなばしまきえすずりばこ)。美術の教科書に載っていたのを覚えています。
フタが盛り上がっており、「上に他の箱を重ねるなよ!」と強力に自己主張している特徴的な形です。収納箱としての効率性などは完全に無視されています。
光悦にはもっこり箱作っていた人、のイメージしかなかったですが、それは大きな間違いだったということがこの展覧会をみてわかりました。大変失礼しました。
家業の刀剣の鑑定だけでなく、書・陶芸・漆芸・茶の湯で活躍のマルチクリエイターさま。
こういう人のことを数寄者と呼ぶんですね。
印象的だったのは、書の展示についていた解説文。光悦の文字が太くなったり細くなったりするのを肥癁(ひそう)と表現している。これは書の世界では汎用単語なのでしょうか??
博物館にくると自らの「無知」に気づきます。書も陶芸も刀剣も、好きな方が見たら何倍も楽しめるんだろうなあーと思いながら見物し、関連本を買って帰ります。そして本が増える・・・。
対象はなんであっても、知れば知るほど楽しさは深まるはず。だから人生を楽しくするためには興味を持ったことを勉強するのが一番だよな、と思う次第です。
ここで買ったお土産は猫の形の筆置き。箸置きとして早速使ってます。
猫カフェ 100% Neko (ヒャクパーセント・ネコ)
デボンレックスという、毛がちぢれている種類の猫がいる猫カフェ。
驚異的に接客業向きの猫たち。
2階の部屋にはいるなり猫がわらわら膝に乗ってきて身動き取れなくなります。
膝には乗せきれないので寝そべってみたらこんな状態に・・・
(東京都文京区本郷4-7-1
ヒャクパーセント・ネコで検索するとFacebook ページがあり、そこから予約に飛べます。)
短くまとめる予定でしたが、たまの平日休みが楽しくて、つい長くなってしまいました。
おつきあいありがとうございました〜