
土日は今年最後の育成テストでしたね。
今回の育成テストは、しっかり勉強していったので、
(いい成績を狙えるのではないか?)
と思って快く送り出しました![]()
ところが…帰ってきた我が子はしょんぼりしているのです![]()
「算数がだめだった
」
「え? 算数のどこがダメだったの?」
栄冠を見る限り、ベン図だったのもあり、難問になりづらいと思っていたので、算数で点数を落とすとは考えていなかったのです。
「わかんない。なんかミスってた」
いやいや…なんかってなにもわかってないパターンじゃん。
そう思って、テストの見直しをしました。
テストの見直しをするまで、ミスの原因は計算ミスかと考えていましたが、今回は計算ミスはゼロ。
むしろなぜ前回、4問も計算ミスをしたのか問いたいぐらい、ノーミス![]()
念のため
「どうやったら、次に同じ問題があったときに、正解できると思う?」
と聞いてみましたが、本人は「わからない」の一点張り。
ミスから逃げたいのか、本当に思いつかないのかわかりませんが、1つ1つ丁寧にミスの原因を探しました。
すると…
ベン図に書きこまなかった問題だけ、ミスをしているのです。
・そもそもベン図を書くのをさぼった。
・ベン図を書いているけれど、途中で計算した数を書いていない。
・ベン図を書いているけれど、求める範囲に斜線をひいていない。
→設問と違うところを答えている
…ずっこけました![]()
1つ1つ丁寧にやらず、頭の中でやってしまったパターンですね。
Youtubeでにしむら先生がいっていた「指さし確認」の話をしながら、ベン図は簡単そうだけど、指さし確認しながら解かないと間違えやすいよ、という話をしました。
でも、ミスを「ミス」としてとらえてしまうとつらいもの。
なので、ミスに名前を付けました。
「指さし確認で大吉」
指さし確認したら、ちゃんと問題が解けて点数もとれるよ、ということを言いたいのですが…子供はこのネーミングがいいようなので、このネーミングで今後はやっていこうと思います。
テストのたびに怪しげなネーミングを作っている気がしますが…子供が前向きになれるならいいかと思っています![]()
※算数の見直しだけで2時間かかりました。
おまけ)
ミスを「いい加減だ」とか「きちんとやれ」と言っても、そもそもミスしたことで感情的になっていて、余計にうまくいかないと感じました。
ところで、心理学的には、感情的になった時、その感情に名前をつけてあげると落ち着きやすい、という考え方があります。
感情のラベリングと言われるものです。
感情のラベリングをするならば「ガッカリ」「落ち込み」などの名前になるのでしょうが……
そうすると余計に落ち込みそうなので、今回は
「こうするとプラスのことが起きるよ
」
という意味を込めて、こんなネーミングにしました。
出来事を別の角度から見ることも出来ますし、何をやったらいいかもわかりやすい。
そう思ってネーミングしたものです。
ちなみに、ネーミングセンスについてはノーコメントでお願いします![]()
