子どもが日能研の宿題をしている時のこと。
「ふわあぁぁ~」
と欠伸をしてよそを見ている子供がいました。
ザ・モヤモヤの時間です。
でもこれ、やる気の問題ではなく、ただの眠気なんだろう、とも思ったのです。
ところで。
睡眠は時間だけじゃなくて質も大事と言われます。
特に、夜のわずかな街灯の明るさでも、眠りを浅くしてしまうそうです。
だから寝室を暗くするのが推奨され、遮光カーテンが効果的、と言われるんですね。
(子どもの寝不足を減らせば、欠伸の時間を減らせるかな)
使っているカーテンから室内に入る光を、子供は避けて寝ているのです。
そこで、思い切って、遮光カーテンを買いました。
遮光カーテンを使ってみて驚いたことは、部屋が足元も全く見えなくなったことです。
カーテンの隙間からわずかな光が入りますが、ベッドに何があるかもわかりません。
そして、朝起きるとカーテンの隙間からわずかに朝日が入っている感じです。
そして、子供の様子を見ると、日中の欠伸がほぼ無くなりました。
朝の深い眠りがしっかり取れていると、脳の“土台”が整うみたいで、宿題前のダラダラや猫背が目に見えて減りました。
私も今までよりも眠れている気がしますし、頭が働いている気さえします。

科学的に睡眠の質を決めるのは、ご自身で
・よく眠れたと感じる
・日中の眠気がない
と感じるかどうか。
あとは、スマートウォッチなどでデータを取って、判断するぐらいだそうです。
少なくとも子供も私も「眠れた気がする」と思っているということは効果があったということですね。
勉強中や解説中の欠伸も明らかに減っていますし。
それから、寝ている間は遮光しつつ、日の光が出てきたら
・光目覚まし(設定時刻にあわせて徐々に明るくなる)
・カーテン自動開閉機(自動でウィーンとカーテンを開けてくれる)
を使うといいようですが、朝は起きてからカーテンをあけて、日の光を浴びることにしています。
おサイフに優しく、できることでやっていこう作戦ですね。
我が家で効果があった遮光カーテン。
・暗いところでは眠れない
・夜中に目が覚めてトイレに行く
というお子さまがいる場合は難しいかもしれません。
一方、朝まで起きないお子様には有効だと思います。
ちなみに私は、たまに夜中にトイレに行きますが、意外と電気をつけずになんとかなっています。
(かなり暗いので、転倒が怖い方は、足元に薄っすら明かりを残しておくといいと思います)
受験に大事なものは
知識!
解法がすぐわく!
だと思いますが、勉強ができる以前に“きちんと起きて、頭を働かせていること”が大事なんですね。
寝不足で難しい問題を解くのは、子供にとって実はつらいのでは?
大人でも、毎日寝不足・残業続きで難易度高めの仕事をするのは難しいですもの。
子どもに必要なのは、知識や解法の前に、まず眠って整った脳。
その土台があるだけで、勉強のしんどさは本当に減るのだな、と実感した遮光カーテンでした。
ご参考)
遮光カーテンといっても、光を遮る度合いはグレードが異なるようです。
・1級
遮光率99.99%以上。
ほぼ真っ暗
・2級
遮光率99.80%~99.99%未満
薄明かりが差し込む程度
・3級
遮光率99.40%~99.80%未満
人の表情はわかるが事務作業には暗い
・ふつうのカーテン
遮光率99.40%未満
室内に光が差し込む。
光を遮るというよりも、光を透過したり、和らげたりする役割
とのこと。
我が家は遮光1級のカーテンを購入して使用しています。
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