生きたい! 生きたい!と
目の奥の 命の光を懸命に輝かせ
最後の最後まで誰かを待っている
「助けてください!」
「今度はちゃんと言うこと聞くから!」
「痛くってもがんばってるんだよ!」
泣いても叫んでも届かない...
生まれてからずっと...
自分ではどうすることもできない尊い命
まだ 信じているよ
いつまでも信じているよ
いつまでも大好きだよ
みんなが一斉に命懸けで
体中で語りかけてくる
差し出そうとするその手は
あまりにも小さすぎて
無力で...
限られた数の尊い命しか
掴めない...
いつも胸が張り裂けそうになる...
自分の小ささが
あまりにも悲しい...
「私たちの運命は
あなたたち人間に
全てゆだねられているんだよ」
ごめんね わかってる...
よく わかってるんだよ...