山と鳥 | ラフィンムーンカメラのごはんとお酒と妄想の日々

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今日の南桂子さんの作品に捧ぐうたは
1968年の【山と鳥】という作品に浮かんだイメージです。

遠くに3つの山があります。
手前の木にとまった赤い鳥は何を思っているのでしょう。





『山と鳥』

みどりのすきま 木漏れ日に
ひかる 雨上がり
水のビーズ クモの糸

あしもところがる木の実
みつけて ポケット 
たからもの

雪がすっぽりかくしても
ぜんぶ思い出せるから

空のした 雲のうえ
遠くにきても
あの山のこと
いつでも思い出せるから







2020.12.18