「2019 Just Rock It!!! “藍 | BLUE”」at 大阪城ホール Day1
まず初めに・・・
今回のライブタイトル“藍 | BLUE”は、デビューから3作品を中心に“初心にかえる”という意味が込められています。そこで、記事を書くにあたり、歌った曲が3作品のどのアルバムに収められているか色分けして表示してみました。
色の参考は、
五月天第一張創作專輯(1999年7月7日リリース)
愛情萬歲(2000年7月7日リリース)
人生海海(2001年7月6日リリース)
さぁ、始まるよ~~~
朝礼は白安
白い肌、黒い髪、動くたびに裾がたなびく紺色のワンピースがとても素敵。白安、ちょっと緊張してる?台湾でのライブ会場とと大阪城ホールの朝礼では、客席もの反応も違う。ちょっとアウエイ感が否めません。
白安
1.讓我逃離平庸的生活
2.離開後
3.是什麼讓我遇見這樣的你
白安が舞台袖に下がった後、日本語と中国語でライブ中の注意事項のアナウンス。スローテンポなアナウンスにちょっとイラッ。ここまでで、25分は消費。ただでさえ、台湾よりもライブ時間が短く、定時終了がお約束の日本、五月天のライブ時間が短くなるやん!
そして、いよいよ始まる嬉しい緊張感。ワクワク度最高潮
暗闇の中、スモークが焚かれ、舞台下手からメンバーがスタンバイする様子が見えます。阿信、左手でもみあげ整えながらうつむき加減で立ち位置へ。
始まりはこの曲!客席は歓声がわく。客席は総立ち!
1.瘋狂世界
これがきたか!デビューアルバム五月天第一張創作專輯の1曲目収録曲。五月天始まりの曲です。曲のアレンジが、ちょっと違ってて、最初は何の曲か分からなかったけど、穏やかさを感じとても良い。最初は深海かなと思った青色のクリーン、それは台湾や日本がをとらえた宇宙からの映像へと変わります。とても素敵です。「藍」という原点回帰”のスピリットがライブ開始とともに伝わります。ステージのスクリーンは3枚。ステージバックと、両サイド。歌詞の中文と日本語訳が並びます。曲の途中、阿信の「カモーーン」という声、キャッチしたよ~。瑪莎は、諾亞方舟世界巡迴演唱會後の雑誌インタビューで、一番好きな曲として「瘋狂世界」を挙げていました。五月天始まりの曲だからです。
ライブの画像は全て五月天FBよりお借りしています
2.擁抱
熱帯植物をイメージしたスクリーンが印象的。葉っぱの間の木漏れ日に癒されます。今回の美術、映像もセンスあって素敵。落ち着いたしっとり感があります。
3.愛情的模樣
これ好きや~~
瑪莎が白い上着を脱いで青いTシャツになる。阿信は、3枚くらい重ね着してる~(笑)、そしてステージ上手へ来て手を振ってくれる。誰もが思う「阿信と目があった」、私も思う「阿信と目があった~」。めちゃくちゃうれしい瞬間でした。
4.透露
4曲連続で一張專輯(1thアルバム)の曲が続きます。
5.離開地球表面
はやっ!この時点でJump Jump
阿信が石頭の立ち位置へ移動。ギター弾く石頭と背中合わせで歌ってくれる。瑪莎と石頭が頭の上で手を叩き客席を煽る。客席は、中華圏の五迷が8割くらいで確かに盛り上がっているんだけど、日本迷の中には、デビュー当時の懐かしい曲の連続に戸惑いを感じる人も多いよう。必死で盛り上げてくれる五月天の姿に、私も頑張りJump して、声出して歌う。
ここで一旦着席!
6.純真
7.溫柔(原版)
スクリーン下からお花の映像が上へ上へと上がっていく。両サイドのスクリーンはハイビスカスの額が現れ、メンバーが映し出される。ハイビスカスが、タンポポになり蝶になる。うららかな春のイメージのスクリーンと原版の溫柔がノスタルジックにマッチする。原版のMVは、赤い髪の女の子や、ハイビスカスが出て来ました。これが「溫柔」なんだとしみじみ感じる。凄く良い!!
8.愛情萬歲
おおっ!この曲キタね。初めて聴いた時、その歌詞のエロさに驚いた曲。そして、照明は赤、スクリーンの映像も赤、そして、客席は蛍光棒で真っ赤に変化。セクシーー。
ステージ前方で火花が炸裂。
Talking 1
阿信「晩安~。コンバンハ。メイデイデス」に始まるトーク。「コンバンワー」で始まるのかと思ってたので、いきなりの「晩安」に驚く。背景の道頓堀が嬉しすぎる。大阪来てくれたんやね~。本当い嬉しい。
トークは石頭へ。昨日、心斎橋へ行ったことを話します。
ここで、イマイチ不評な翻訳機登場。今年も使うんかい!!
スクリーンに映し出された翻訳機の日本語訳を見てると、会話の聴き取りもできないので、スルーした方が良いかも。
瑪莎の右手薬指のリングがとっても光ってる。
「こんばんは、メイデイのマサです。綺麗な日本で・・・・」って始まるトーク。日本語はとっても上手でした。
怪獣は、余裕の大阪弁!可愛くって笑える。こんな怪獣、大阪でしか見れないよね。
「まいどー、モンスターです。みなさん、元気だでした~?私も元気ですよ~」
そして、ここからが凄い!
「桜が満開のこの季節、ブルーライブで始まります。
大阪、好きやねん」
うわ~~テンション上がりまくる
私、大阪人じゃないけれど、この時ばかりは大阪人に成りすまし、狂喜乱舞の大喜びでした。シアワセ~
冠祐は、落ち着いて低音ボイスでご挨拶
「私は、ドラムのミンです」そして、ここからは中国語でご挨拶。
最後は、阿信。でも、どこか行ってたみたい。
「ア、ハイ、アシンデス。ダイジョウブデス」
留めは「サクラとイクラ」で大爆笑。イクラ好きの冠祐をいじりますスクリーンには翻訳機が「櫻花和鮭魚卵」と訳してる(笑)
トークの様子はこちらもどうぞ
9.垃圾車
「Mayday5」と記されたラッピング垃圾車が可愛い。こんな垃圾車、「有り」じゃない??そして台湾の通りが再現されたスクリーン。「阿信代書」「冠祐早點」「錦航永樂」「人生有限公司」「VIVA Rock」、168のポスター・・・、細部まで凝った映像に目が離せない!
10.借問眾神明
舞台に一列に整列して歌ってくれる。
この曲、2014年のなんばハッチで聴いて、めちゃくちゃ好きになった曲。私の人生観と似たものがある。この曲が私を五月天ワールドへ引きずり込んだと言っても過言じゃない。久々に聴けてとても嬉しかった~。
11.心中無別人
12.叫我第一名
13.軋車
ステージ前方から白い噴煙がプシャーーーッと吹き上がる。
そして、コール&レスポンスで五月天と客席がひとつになる!!
阿信の「オーオーオー、オーオッ!」男前や~。
Talking 2
ここで、阿信が「みんな みんな みんな」と口ずさむ。
すかさず怪獣が「かなえてくれる」とドラえもんの歌をい、「タケコプター~」と笑いを取る。
[ 人生無限公司 ] 巡迴演唱會東京場所Day2で、瑪莎が協賛企業の読み上げ(謝辞)をドラえもんの真似しながらやったのを思い出す。
14.永遠的永遠
この時のスクリーン映像も印象的。プラットホームを列車が走り去る映像です。背景は、朝日の眩しさ?それとも夕陽の眩しさ?あれは、どっちなんだろう?見た側の感じ方でどちらにも取れると思います。これも、五月天ライブの面白い所。行かれた方、どう感じました?私は、朝日に見えたんです。
こんな金魚ちゃんの映像も出てきました。
15.反而
青いライトがステージから客席へ線状に流れます。まるで海の中にいるような錯覚。藍の世界が広がっていく。
怪獣と石頭が、ステージセンターでギターセッションを見せてくれました。途中から瑪莎も加わり、うっとりするスリーショット!
16.候鳥
ここで、メンバーは、3度目の衣装チェンジ。阿信は赤いチェックの衣装。そして、相変わらずの3枚重ね着。石頭のキンキラキラキラの赤いジャケットに視線が飛んだ~。
17.人生海海
「Lalalalalalalala~」のところで、高く上がった阿信の左手の白さ、美しさにうっとり~。私より綺麗な手だ~。
18.羅密歐與朱麗葉
生で聴くのは、初めてかも。これ、めちゃええわ~
19.傷心的人別聽慢歌
阿信が、私達の方にやって来ます。メチャ嬉しい
「あしーーーーーーん」ってラブコールしました
感謝名單Talking 3
イスが出てきて、みんな座ります。私達も着席っ!
感謝大使(協賛企業の紹介と謝辞)は瑪莎。
阿信の「こんばんはー」を「こんぶわんわー」とかいって日本語練習(?)してるのかしてないのか、微妙なトークも笑えます。
桜の季節を意識してくれたこのスクリーンに大感激。こんな映像、毎年大阪で見せて欲しい。
このトークで、昨年の武道館が終わった後、アミューズの 常務取締役:相馬信之さんから、「来年、櫻花のころ大阪でやらないか」という話をもちかけられたということを話してくれました。(ここだけは、ちゃんと聴き取れたみたい。嬉しい。)ますます「櫻花之約」「四月之約」の継続実現の希望が高まります。香港の「五月之約」のように、なんとか「櫻花之約」「四月之約」を実現したい!!
20.我不願讓你一個人
スクリーンの錯乱大歓声。
最初は、あまり好きじゃなかったこの曲。男のくせに女々しい!なんて思ってましたが、今では大好き。聴けば聴くほど切なく悲しい。こんな悲しい曲はない・・・。その時の自分の感情で曲の印象って大きく変わります。
21.後來的我們(眼淚未乾版)
スクリーンには、大きな扉がひとつ。
怪獣のギターと阿信のソロ。これだけです。これだけだからこそ、伝わる悲しすぎる優しさ、生き方がバンバン伝わります。歌詞の内容が心に沁みて涙ひとすじ・・・
曲の終盤には、ピンクやブルーの櫻花にも似た花びらが蛍の灯り、星の煌めきに変わり押し寄せてきます。視覚、聴覚への刺激が歌詞の意味を更に深めてくれます。素晴らしい瞬間でした。
22.嘿,我要走了
この曲も生で聴いたのは初めて!なんか、初期の五月天テイストをかんじてとても良い感じ!!
23.相信
曲のラストで、藍色のキラキラテープが天空から舞い落ちて来ました。藍の世界、とても感動です。そして、スクリーンには「BELIEVE」 「MAYDAY」
あっという間に終わってしまった~。短すぎる~。会場に響く「安可」コール。“アンコール”じゃなくて“安可”というのがちょっと悔しい。いつか日本語の“アンコール”で会場を響きわたらせたい。
安可1
24.頑固
イントロが流れるだけで、懐かしさと安ど感が溢れてくる。
小太空人が、桜の木の幹に座って足をブラブラ~。メチャクチャ可愛い~。五月天の軌跡は、今回の桜満開の大阪につながってるんですね。めちゃくちゃうれしい。
阿信はステリアで身を固める。Tシャツはポパイ!石頭、瑪莎は、黒の大阪城ツアーTシャツ、怪獣は、白のツアーTシャツ。冠祐は、自身のブランドDrummingのTシャツかな?
25.一半人生
電球をさかさまにしたようなアートなデザインのスクリーン。その灯りは優しくてとても暖かい。この歌詞、とっても好き。歌詞のイメージと背景のスクリーンの淡さがとてもマッチしている。聴けば聴くほど、自分の人生も、私の大切な人たちの人生も愛おしくなる。
26.忘詞
27.突然好想你
曲の終わりとともに、出演者全員が、ステージ上に一列に整列。そして深々と頭を下げてくれます。背景にはMAYDAYロゴの王冠が浮かび上がります。
鳴りやまぬ拍手。メンバーは舞台から去らず、円陣を組んで何やら相談。大好きな光景です。
安可2
28.倔強
イントロ、アレンジされてた?すぐに分からなかったんです。この曲を大合唱。いつも励まされる「倔強」、いつも支えてくれる五月天に心から感謝です。
私の席は、スタンド隅っこだったので、舞台にどんな画像が映っているのか分かりませんでした。FBにアップされた画像を貼り付けますね。
この白猫ちゃんは、蔡桃貴(オス猫)。瑪莎が飼っていた白猫。瑪莎の苗字が蔡なので姓が蔡なんです。蔡桃貴、またの名を菜頭粿。これは、菜頭粿の臺灣語の発音が「蔡桃貴」に由来していることからそう呼ばれるようにもなったそうです。蔡桃貴(菜頭粿)は、三張專輯「人生海海」のころから、約4年間、五月天録音室に住んでいたそうです。またの名を五月天的地下制作人。今は、瑪莎の妹さんが飼っているそうです。。御年20歳。(By 台湾五迷朋友情報)
2012年6月29日、阿信FBにも登場です。⇒こちら
こちらにも登場!昔からの五月天迷さんの間では有名なな猫ちゃんだそうです(By 五月天迷歴が長い私の尊敬する日本五迷朋友さん情報)
あ~~、終わったよ~~
壮大な仕掛けがあるとか、ドデカいツアーというわけではないのですが、心に沁みる感動的なライブでした。五月天は “藍 | BLUE”というタイムマシーンで、彼らの初期を知らない私や多くの五迷達をあの時代に連れて行ってくれました。自然体で音楽を楽しむ五月天、台湾語の曲もいっぱい。大人になった40代の五月天が20代の頃の曲を歌い演奏する。何の違和感もありません。音楽の普遍性と、五月天の素晴らしさを改めて感じました。
謝謝 五月天!!
能和你們見面,我真的很幸福
最後に、今回28曲歌った楽曲のうち、初期の3作品は18曲でした。