16度目の台湾旅行 1日目その⑤ 憧れの霧峰林家宮保第園區へ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 ご無沙汰の台湾旅行記、8月12日以来の更新です。仕事の大きな山をふたつ越えたので、旅行記アップする余裕が出来ました。頑張ってアップしてゆきます音譜。でも、五月天の動きも気になりますね。今秋リリース決定の「自伝 HISTORY OF TOMORROW」日本限定盤はどうなってんの?2016跨年演唱會は?気になることはたくさんありますが、今夏の台湾旅行を振り返り、楽しい思い出をたくさんくれた親愛的台湾朋友們に感謝をこめてアップしてゆきますクローバー♪

 

 

 阿信の作品を見るために訪れた亞洲大學現代美術館 Asia Modern を後に再び100番のバスに乗ります大阪市交バス(天然ガス)

亞洲大學現代美術館 Asia Modern 記事はコチラ

16度目の台湾旅行 1日目その③亞洲大學現代美術館「大破大立」 阿信の世界

 

16度目の台湾旅行 1日目その④亜洲大學現代美術館「大破大立」特別展 阿曼氏の彫刻

 

 バスで台中へ戻るのですが、途中下車です。霧峰郵便局前で降りましょう。そこからこんな道を歩きます。観光化されていない静かな町です。こういう場所大好きらいん 七夕

 

 

 300メートルほど歩いたところに目的地への標識があります。標識に沿って左折。そこにあるのが…CREA Traveller 2016 Spring No.45 「美麗なる台湾」2016年3月10日発売 定価1110円 http://crea.bunshun.jp/articles/-/9984の表紙にもなった霧峰林家宮保第園區

 霧峰林家宮保第園區は、台湾五大豪族のひとつ霧峰林家のお屋敷です。台湾五大豪族というのは、基隆顏家、板橋林家、霧峰林家、 鹿港辜家、そして高雄陳家です。一青妙さん、一青窈さんは基隆顏家の末裔になるそうです。

 

 

霧峰林家宮保第園區

 1985年に二級古蹟に指定。1999年9月21日の台湾大地震で多大な被害を受けましたが、学者たちと地元文化歴史有志グループ、林家族の努力により、政府は6億元の経費を出資し修復し、2013年10月から再公開されました。霧峰林家屋敷の修復は、今後の台湾古蹟修復の重要参考事例とみなされるそうです。霧峰林家宮保第園區の面積は約11,000m2を占め、建築群の南北幅は300m近く、主要建築群の外周を一周する歩行距離は約1Kmだそうです歩く 歩く 歩く。すごいお屋敷ですよね。さぁ、中に入って豪華建築に酔いしれましょう~散歩

 

霧峰林家宮保第園區(台中市霧峰區民生路26號)

開園時間:毎週火曜日~日曜日 午前9時~午後5時まで

入園料:一般250元、小学生200元、6歳以下無料

見学方法:音声ガイド端末(中国語)を着用しガイドさんの誘導で見学

見学時間:10:0011:00、13:00、14:00、15:00、16:00

公開エリア:宮保第の一部と大花廳(今後も公開エリアを拡大する計画があります)

公式サイト:http://wufenglins.com.tw/%E9%97%9C%E6%96%BC%E9%9C%A7%E5%B3%B0%E6%9E%97%E5%AE%B6

 

 

私達は、最終ツアー16:00に参加です。

 16:00だけど、まだまだ暑いぞ~暑い

 

 

 「保安第」豪華絢爛な扁額ですキラキラ

 

 

 見事な透かし彫り

 

 

 

 時の流れの中に今も息づく芸術の素晴らしさ

 

 

奥へ進みます

 

 

一族の繁栄が込められた文字を記した扁額

 

 

 

 

ガイドさんの説明は中国語、私は分からんぞ~笑

 

 

天井部分が面白い

 

 

 日本にはない光景に「台湾にいるんだ~」と嬉しくなる幸せ

 

 

更に奥にある建物

 

 

この天井も面白い。精巧な作りに引き込まれる。

 

 

本当に精巧で美しい

 今は色あせているけど、当時はどんなに鮮やかだったのだろう…

 

 

これは、一番奥の建物

 それにしても本当に暑い暑い。シャワー浴びたみたいに汗が流れる。ただ今時刻は16時23分。

 

 

上の画像の右側には、この建物があります。ここは小休憩できる場所。

 

 

甕の中の水蓮がとても綺麗蓮

 

 

窓の飾りも凝ってます

 外壁の下にある穴、何だと思います?猫の通り道です。当時はねずみねずみ退治のために猫トラ猫(通常)を飼ってたそうです。(この部分はかろうじて聴き取れた中国語です)

 

 

青草茶のサービスがありました

  青草茶、ちょっぴり甘めでとても好喝~ほうじ茶。かなり気に入ったので、おかわりしました。台湾の暑さを乗り切るためには、甘さでパワーチャージが必要ですね。

 

 

暑さに負けないためには、アイスオレンジアイスも必須アイテムラブラブ

 Kelly が買ってくれたパッションフルーツアイスパッションフルーツ。Kelly はドラゴンフルーツアイスドラゴンフルーツ。ふふふ~、買ってもらったの音譜

Kelly 多謝 多謝 幸せ.

 

 

とってもフルーティーで好吃~~ラブラブラブラブ。プツプツ感も幸幸せ。

 台湾の夏はアイスオレンジアイスです

 

そしていよいよ大花廳エリアへ…

 Kelly 一起去~散歩

 

 

 これがCREA Traveller 2016 Spring の表紙にもなった大花廳の戯台(舞台)

 

 

天上が、豪華絢爛すぎる~キラキラキラキラ

 

 

中央部は大輪の花

 

 

舞台を支える天井部分がまさに中華の美

 今にも動き出しそうな龍

 

 

とても静寂な空気が流れる…

 大花廳の戯台は台湾現存唯一の木造福州式舞台です。霧峰林家の栄華と繁栄を見守っていた証人でもあるのです。

 

 

タイムスリップしそうな錯覚を起こす…

 

 

舞台の向かいにある大広間の天井は台湾花布模様が描かれた提灯…、これにも林家を感じる

 林家の林明弘氏は台湾花布を世界の芸術界に魅了させた重要な人物です

 

 

大花廳の大広間

 重厚で威風堂々とした趣に「詩と礼を学べ、仁と義を以て生きる」という家訓を心構えとし、漢字を伝承し、教育と文化の普及に尽力を尽くした林家の崇高な精神を感じます。

 

 

林家歴代の当主たちの写真とともに曽於功績が記されています

 1746年に林家初代当主林石が中国大陸の福建省漳州から台湾に到着して以来、霧峰林家は荒地を耕す農民から、政治、軍事、商業を集大成した豪族となりその名を台湾に知らしめました。霧峰林家の発展と境遇は、まさに18~20世紀の台湾歴史変遷の縮図でもあるのです。

 

 

 一番左は7代目当主林資鏗(Lin Zikeng 1878年 - 1925年8月23日)。林資鏗氏は抗日活動に参加し、林家の資産の大部分は日本に接収されました。1915年に大陸に渡り孫文の中華革命党に参加、1925年に軍閥のために暗殺されました。曾孫に当たる台湾の俳優:林睦宸は、2013年に公開された台湾映画「阿罩霧風雲」で林資鏗役を演じました。。

 

 

 「阿罩霧風雲」

この映画は清時代の太平天国の乱や清仏戦争で活躍した林家を題材にしたものです。霧峰林家宮保第園區でも撮影されています。そして2015年には日本統治下の台湾で、議会設置請願運動などを展開した民族運動家・林献堂氏らの半生や当時の民衆の気持ちを扱った映画「阿罩霧風雲2」も公開されました。映画のDVDやポスターをお土産物売り場で見かけました。霧峰林家と統治時代の日本の関係を知ると、ちょっと複雑な気持ちになるのは仕方ないか…。

 

 

清時代の武器も展示されています。

 一番上の長い銃、どう屋って使うのでしょう???

 

 

なるほど…、こうやるのか~(下の図ね)

 

 

 

 

大花廳の扉に描かれた九っの文字。これは全て「壽」という文字です。

 九つの壽…、「九」(jiǔ)は「久」(jiǔ)と同じ発音。ゆえに「久しく長壽」という願いが込められていると教えてもらいました。

 

 
 霧峰林家宮保第園區、本当に豪華でした。そして、夕暮れ時はノスタルジックを感じることが出来ます。建築の美しさと共に霧峰林家の歴史、台湾の歴史に触れることができる素晴らしい体験ができます。台中へ行かれたらぜひ、足を運んでみて下さい。

アクセス日本中央バス

從台中火車站搭乘50100線至 亀の井バス霧峰郵局站(中正路)下車→步行約5分鐘即可到達。

(台中駅から50か100番のバスに乗り、中正路の霧峰郵便局下車、徒歩5分)

 

 さて、時刻は17時20分過ぎ…霧峰林家宮保第園區近くで台湾朋友Sさんと待ち合わせ。「オヒサシブリデス!」と無事に再会。これから3人で晩餐です。お腹すいたぞーーーーー!!

 

 

 では、続きはまた次回に。美味しいもの、珍しいものをたくさん食べて来ましたよクラッカー クラッカー クラッカー