さて、この様子、Youtubeを通して全世界に生中継です。凄いぞ高雄!凄いぞ相信音樂!
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帰国後に見たYoutube
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最初に登場したのは「宇宙人(Cosmos)」。背の高い男性三人組です。ボーカル小玉(xiǎoyù / シャオユー)の「高雄的朋友!!」の掛け声で始まります。白いシャツに、黒いパンツの小玉が、ステージ花道を目いっぱい動いている様子が、100メートルくらい離れている私の場所からも見えます。歌った曲は『要去高雄』。このタイトルは歌詞の中に何度も出てきます。歌詞の意味は解りませんが、高雄に一生懸命エールを送ってるんだなと感じながら聴きました。高雄への愛を凄く感じます
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彼らの「高雄們好嗎~」(私にはそう聞こえたのですが~)と、ステージを囲む客席それぞれの方向に向かって呼びかける姿には、彼らの優しさとともに、みんなと一緒に楽しみ、元気をあげたいという愛情を感じます。台湾のアーティストと観衆に距離感がないことが良く分かります。
最後に歌った 『往前』は、とても綺麗な旋律である上に、力強さも感じます。良い曲です。彼らは、まだまだ進行形のバンドだと思います。歌がうまいとか、テクニックに秀でた演奏があるというのではないけれど、音楽が好き、LIVEが好きという気持ちが伝わりました。一生懸命な姿に心打たれるものがありました。聴いててとても心地よいバンドでした。これからも応援したいですね
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二番バッターは、嚴爵Yen-J 。彼の繊細さは、スリムなシルエットからだけではなく、透明感ある綺麗な声質からも感じ取れます。白いシャツに黒いネクタイ、黒いベストが貴公子
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『謝謝你的美好』、聴いたことがある曲だな~と思いきや、Gyaoで見た鄭元暢(ジョセフ・チェン)のドラマ『歓迎愛光臨』のエンディングテーマでした。この曲は嚴爵Yen-Jのファーストアルバム『謝謝你的美好』(2010年)のタイトル曲でもあるのです。彼は『敗犬女王』 『下一站, 幸福』(邦題:秋のコンチェルト)の劇中歌も手掛けています。ちょっとちょっと~、私、絶対彼が好きになるわ
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次は、『好的情人』を歌います。ガラスのような繊細なバラード曲です。客席の色んな方向に向かって曲をプレゼントするように歌います。時には手を振り、頷き…。高音部の声は、泣き出してるのか?と思うような歌い方でした。なぜこんな風に感じたかは、後で分かりました。
セカンドアルバム『不孤獨』(2011年)からは、『沒有你怎麼辦』を披露・中央のステージでキーボードを弾きながら歌います。嚴爵は容姿端麗で、作詞・作曲、プロモーションもすべて自分で行います。天は、彼に二物を与えたようですね。(もちろん、阿信もね
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そして、最後は『好的事情』です。この曲は、楊丞林(レイニー・ヤン)と張孝全(ジョセフ・チャン)主演のドラマ『醉後決定愛上你』の主題歌にも起用されている曲です。ご存知の方多いのでは??この曲と、レイニーの映像は素敵でしたね。帰国後に知ったのですが、命の尊さを歌ったこの曲は、東日本大震災で自然の脅威を目の当たりにした嚴爵が一晩で書き上げ、急遽セカンドアルバム『不孤獨』に追加した曲だそうです。とてもびっくりしました。知らなかったことが悔やまれます。嚴爵の日本への思いに心から感謝します。非常感謝!歌詞は理解できないのですが、「不要哭」(泣かないで)という部分でで、涙のゼスチャーをした場面が印象的です。命の尊さを、一生懸命に高雄の人々に伝えているのですね。感動です。
嚴爵のコメントには、高雄への並々ならぬ思いを感じました。心からガス爆発の惨事に対する悲しさを述べ、辛い思いを伝えていました。そして、観衆ひとりひとりが友人であるかのように語りかけている姿はとても心に残りました。彼のことを調べると、高雄市生まれであり、11歳に両親の仕事の都合で渡米するまで、高雄に住んでいたことを知りました。彼の泣きそうな思い、心のこもった一挙手一投足に納得がゆきました。因みに嚴爵は、「高雄人的鋼琴王子
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同樣身為高雄人的嚴爵:身為一個高雄人,高雄的事就是我的事,謝謝在場的每一位提高雄加油的朋友!
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三番バッターは、麋先生(mí xiān・sheng)。ロック魂むき出しのパワフルなバンド登場です。会場のテンションは、一気に盛り上がります
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4番手は女性歌手白安。女性の優しい声が光ります。『接下來是什麼』は、ポップ調の軽快な曲です。 2012年にデビューしたばかりの若い白安(23歳)は、緊張しているのでしょうか?ステージ脇に置いたミネラルウォーターを飲みます。その様子が初々しくかわいいでです。2曲目は、2014年10月リリースのセカンドアルバム『What's next? 接下來是什麼』から『若你真的有想過』を歌います。神秘的な歌声が心に響きます。このアルバムは、五月天を発掘し育てた、台湾の名プロデューサーに李宗盛(ジョナサン・リー)によるものです。曲の合い間に、彼女も自分の言葉で高雄にメッセージを送ります。白安はじめ、どのアーティストも高雄市民を「高雄的朋友」と呼ぶことに親近感を感じます。参加した市民は、本当にうれしいでしょうね。白安からは「勇気」 「加油!」という言葉が聴こえました。そして、最後にデビューアルバム『麥田捕手 (The Catcher in the Rye)』に収録されている曲から『是什麼讓我遇見這樣的你』を歌います。「私の存在は広い宇宙の中では小さな小さな塵埃のようなもの 私は広い海をさまよっている 私の存在はあなたに必要なの?」そんな意味の歌詞も含まれていると思います。広い宇宙の中で人はどんな存在なのか?生きるということ、人と出会うということはどんな意味を持つのかという白安の人間観を感じる曲です。13歳から曲を作り始め、デビュー当時には、400曲以上も作っていたそうです。「創作才女」と呼ばれる彼女の世界観に興味があります。
前半を通してみても、アーティスト個々が、自分のためではなく、高雄市民に元気を送り、高雄市の復興を願うために選曲していること、自分の言葉でその思いを伝えていることがとても良く分かります。形だけではなく、心からアーティストと観衆がひとつになっているんだと感じることが出来ました。本当に素晴らしいイベントだと思います。高雄市、相信音樂の目指す方向と、高雄市民はじめ、参加した観衆の思いが同じ方向に向いている素晴らしいイベントです。これが無料というのもまた凄い
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そして、イベントは中盤に入ります。白安から紹介された次のアーティストは、お待ちかねの「五月天」です。五月天を紹介し、一段と高まる歓喜の中、会場を後にする白安のホッとした表情がとても印象的です。彼女も自分の大きな役割を果たせたのでしょうね。
さて、いよいよ「五月天」です
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続きは、次回に…。