1.17 阪神大震災への思い | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 1995年1月17日、午前5時46分に起きた未曽有の阪神大震災。私は、あの日のことを一生忘れることが出来ません。

 あの日、私は、勉強をしつつ、前夜からこたつで寝てました。その一瞬、何が起こったか全くわからず「夢?」 「私にだけ起こったこと?」と思い、窓を開けました。周囲から聞こえる悲鳴に事の重大さを感じました。
 そして、私は、目の前で亡くなる多くの命のはかなさに茫然とし、救うことが出来なかった悔しさに唇をかみしめ、何度も泣きました。

 先月、久しぶりにルミナリエに行き、鎮魂の祈りを捧げました。あの美しい光の奥にある命の尊さへの思い…。一緒に行ったKuさんの「あれから20年。もう20年なのか、まだ20年なのか」という言葉が脳裏を離れません。どちらかひとつの言葉は選べません。「もう20年であり、まだ20年」であります。ただ、私は、この20年でいったい何をしたのでしょう?無念に散った命を思い、生かされたこと、命の尊さを自分の生きざまの中に刻み込むことが出来たでしょうか?

 あれから20年…、あの阪神大震災で生き残った者の使命を忘れてはいけません。精一杯、生きてゆこう。あなたの分まで…。

 1995年 1月17日 5時46分 
 この一瞬に祈りを捧げます。