7度目の台湾旅行 2014年9月25日~27日 2日目その5 伊達邵の夜は更ける… | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

    日月潭の美しい夕日を堪能しつつ伊達邵碼頭に帰ってきました。碼頭でみかけたのは、釣するおじさんです釣り
 
伊達邵碼頭で釣りをするおっさん くわえタバコたばこで物静かに釣りしてます。でも、おじさんが腰かけてる木枠が怖いんですけど~。落ちないかな??

 伊達邵碼頭で釣りをするおっさん 黄色いお餅みたいなエサを付けます。釣糸を垂らすとすぐにデカイ獲物をGETおさかな

ほらね
 伊達邵碼頭で釣りをするおっさん キャッキャおんぷ騒ぐ私達にも動じず、おじさんは黙々と釣りを楽しんでます。

 伊達邵碼頭で釣りをするおっさん こんなにデカイ!!釣った魚は今夜のおかずではありません。すぐに釣り針を外して海に帰してあげます。そして、またエサを付けて…釣り。美しい夕焼けを見ながら静かに釣りを楽しむ…。これまた豊かな時間の過ごし方ですね。


 伊達邵のワンちゃん 伊達邵義勇街のワンちゃん柴犬。何考えてんのかな??


 時間は18:00。夕食の時間です。私にとっては早い時間の夕食ですが、小Mに合わせます。Yuさんに何が食べたいかを聞かれたので、パスタなど日本で食べれるもの以外、ここでしか食べれないものと答えました。私達の宿「月日美人」の数件お隣にある「鵝食肆」(南投縣魚池鄉日月村義勇街76號という食堂に入りました。は、ガチョウモルテンのことです。
オレンジを基調にした賑やかな入り口です。

  これが菜單càidān。メニューですメニュー
注音符号ボポモフォ (bopomofo) で現すと⇒
メㄘㄞˋㄉㄢ。
 
菜單の「邵族燻製麺」って気になりますねなると
 
 店内の様子です。夕食には時間が早いのか、お客さんは私たちと2組の家族連れだけでした。ピンクのテーブルクロス、これは白い布の上にピンクのナイロンをかけたものです。汚れてもナイロンだけを取り変えればよいという楽チンな発想と、いうか、台湾って、魚の骨とかを新聞紙に「ペッ!」て出しちゃうんですよね。日本人としては驚きの食べ方。新聞紙の上といえども、「ペッ!」てやられちゃうと、テーブルクロスはたまりませんよね。

マイ箸持参 Yuさんご持参のMy 箸箸登場!!客家花布(台湾花布)柄のお箸入れはYuさん手作り。花柄は中国で吉祥のイメージがあり、それに日本統治時代の日本の布に影響を受け発展したそうです。客家花布(台湾花布)柄って、どこか懐かしくて、大正ロマンや昭和初期のニオイがすると思いませんか?そして、旅行にもMy 箸を持ち歩くYuさんの生活スタイル、素敵です。今回は、私の分も持って来て下さったんです。家族の一員に迎えられた気持ちになり嬉しいです。これが「温柔 wēnróu」という「優しさ、穏やかさ」でしょうか?そして「温柔 wēnróu」っていえば、五月天の代表曲ですよねハート。

 私達の晩ご飯は、邵族燻製麺 50元手前)と切仔麺 35元(奥)です。
 
  \邵族燻製麺50元 邵族燻製麺ラーメン麺にはコシがあり、沖縄そばに似ています。スープは鰹ベース。日本でも食べたことがある味です。鵝(ガチョウ)の燻製はジューシーで味も香りも独特の風味があります。鵝の脂が、あっさり味のスープと混ざり、何とも言えない美味しさを出してくれです
 

  
 切仔麺35元 切仔麺ラーメンは。こちらの麺もコシがあります。違いはスープに和風を感じないこと。中華の鶏がらスープをイメージしていただきたいです。もやしがたくさん入って美味しいです。私は、邵族燻製麺より仔麺が好きです
 
 燙青菜40元燙青菜ほうれんそう40元。野菜のお浸しです。日本と違うのは、醤油ではなく、甘みととろみのあるタレで食べること。珍しい味付けですが美味しいです。

肉と春雨みたいなのを包んだもの 巻きの皮の中に、お肉、もやし、椎茸、人参などお野菜がたくさん入ってます。蒸して作った感じです。ビニールに包まれて1本丸ごと出て来たので、食べやすいように切ってもらいました。そしたら、ビニールの上から切られて出て来ました。ちょっとびっくり!!

 肉と春雨みたいなのを包んだもの 身はこんな感じ。皮のモチモチQQ感が美味しいです。醤油風味の味付けです。これも台湾小吃の一種だと思います。ホント、美味しいです。食の台湾、次から次へと美味しいものが出てきます
 
 小M肉燥飯 40、タクアン付きです。小M右手にあるスタンプは、日月潭遊覧船に乗った時のもの。途中で下舟しても追加料金がいらないよう押してくれますスタンプ
  晩ご飯食べながら、台湾の食生活について聞いてみました。台湾、特に台北などの都会では、外食が主流のようですが、
Yuさんのご家庭では、ちゃんとお家でお料理するそうです。主食は、お米と麺類が交互だそうです。
 さて、美味しい晩ご飯の後は、おやつタイムです。今日のオヤツは…
台湾小吃の大御所登場これ↓

 「日月美人」の臭豆腐 
キターーーーーッ 臭豆腐
 ついにこの時がやって来ました。私たちの宿「日月美」の入り口では、臭豆腐を売っているのです。チェックインした時から、Yuさんは、食べたそうでした。そして、私は、その臭いに圧倒され、口で呼吸してました(口を開けて呼吸すると何も臭わないからね~)。でも、逃げられませんね。もちろん、拒否権アリですが、台湾では何でも挑戦したいという好奇心もあるので、食べることにしました。お腹は満腹でこれ以上食べれないくらいですけど、この機会を逃すと、いつ食べる勇気が湧くか分からないので、何はともあれ挑戦です。でも、これが初めての臭豆腐ではありません。「5度目の台湾旅行 2014年3月7日~9日 2日目その5 逢甲夜市探訪①」(←左クリック)で、Kelly と 男朋友の Ken と一緒に食べたのです。これは、タレや香菜が臭みを消してくれてたし、から揚げみたいな感じだったのでとても食べやすかったのです。果たして、今回はどうなることやら…。私は、スパイシーなソース付きを選びました。赤いソースがレッドチリ風です。そして、これがノーマルなタイプこれ↓
「日月美」の臭豆腐 Yuさん小Mはノーマルタイプをチョイス。臭豆腐の上にはキャベツがたくさん乗っかってます。
 

見よ この臭って来そうな臭豆腐を。まずは、一口食べて見ました。
 「日月美人」の臭豆腐 味が…、味が…、くさーーーーーーっ いいえ、正確にいうと、臭さが口の中から鼻や耳、脳細胞に逆流するんです。味そのものよりも、臭さで卒倒しそうでした。と、いいいつつも、臭さを外せば、味のしみた美味しい(?)厚揚げみたいなんです。外の皮はカリッカリだし…。でも、臭い味。最初の数口さえ乗り切れば、終盤は、多少の免疫も出来るため、食べやすくなります。台湾でしか味わえないこの「臭い味」、ぜひとも挑戦してください

 小沐吃臭豆腐 小M、フツーに食べてます。そう、私達が、たこ焼食べるみたいにね。そう言いながらも、完食です。ただ、すぐに歯磨きしたいハブラシ、強烈に刺激の強いモンダミンしたい液体という欲求は拭い去れません。そんな私の思いをよそに、私達は、夜の伊達邵碼頭へお散歩に出かけます。

 伊達邵碼頭には、日月潭を眺められるスポットがたくさんあります。この季節、少し肌寒いですが、半袖、短パンでもOKです。湖面はキラキラ光り綺麗ですキラキラ

 小M 小Mは、双眼鏡で何見てるオペラグラス
 
  
  
  義勇街の散策も楽しいです。日本のコマ遊び駒のおもちゃもあります。そしてフクロウフクロウをモチーフにした置物、アクササリーがたくさん売ってました。何でもかんでもフクロウフクロウ フクロウです。Yuさんによると、邵族(サオ族)にとって、吉祥を意味するフクロウは、守護神であり、シンボルだそうです。日月潭とその近くの山々が生活の場であった邵族(サオ族)ならではだと思いますフクロウ。邵族(サオ族)については、3日目の記事で詳しく書いてみようと思います。
 

花生糖義勇街のグロッサリーで買った「花生糖」ピーナツに飴をかけたもの)。この地域の名産ではないのですが、「花生糖」そのものが欲しかったので買いました。士林夜市にある1978年創立の老舗爵林花生糖」のが美味しいそうですが、なかなか士林に行く機会がありません。今回は偶然見つけたこのお店で買いました。50元です。帰国後食べたのですが、ピーナツの風味がイマイチでした。やっぱり爵林花生糖かな。
 何より驚いたのは、このお店のご主人というのが、
伊達邵碼頭で釣りをしてたおじさんなのです。とてもびっくりしました。おじさんの方が、先に私たちに気付いてくれたようです。そして、小Mがお店で見つけ、「おいで、おいで」と合図して見せてくれたものは…
↓   ネコ   ↓  
 
 レジの中の小猫  レジの中で眠る小貓 xiǎo māo黒猫

可愛すぎる~~っ!!小貓が起きないように、「シーッ」てゼスチャーする小M可愛いカラフルなお花♪。癒されますよね、可愛いですよね

 

 セブンイレレブンコンビニにも寄りました。これが7-11 i-bonです。そう、五月天Liveチケットは、ここから購入なんです。発売と同時に、秒殺で完売するチケット。発売当日、五迷たちはこの前で決戦してるんでしょうね。記念に撮っておきました。

 宿に戻り、
小M遊んでもらいました。私が中国語で数字をいうと、その数字のTV局をリモコン操作で探してくれるゲーム(これ、数字が喋れるようになる勉強になります)、そして、小M持参のトランプトランプゲーム。小Mはトランプが強いです。弱い私の見方になってくれます。台湾男子、優しいです~トランプ
 そして、Yuさんが持ってきた日本の絵本絵本。この物語の内容を教えてくれと言われたので、英語で説明しました。ハイ、私のナンチャッテ英語でです
 その物語の主人公は、いつも叱られてばかりの男の子。学校で叱られ、家では妹を泣かせたと叱られ…、そんな彼が七夕の短冊に書いた願い事七夕、それが「おこらんとって」でした。「僕は、悪い子じゃないんだ。僕だって妹みたいにみんなに可愛がられたいんだ、お母さんに抱っこされたいんだ。一生懸命やるけど、ドジなんだ。でも、僕をおこらんとって…」、そんな物語でした。その思いを知った学校の先生やお母さんが彼を思いっきり抱きしめて「ごめんね、ごめんね」と謝ります。かなり感動してウルッときます。日本の絵本なのでどこかの書店で見つけることが出来ると思います。タイトルは忘れてしまいましたが、とても感動します。国や言葉が違っても、こんな感動の共感って出来るんですね。そして、自分の勝手な決めつけで、相手を間違って認識していたという後悔の気持ち。国を越えて誰しもが同じ思いを経験しているんですね…。人間って、みんな同じなんですね。
 
 日月潭の夜は更けます。順番にシャワーを浴びて、眠りにつきます。時間は22:00。台湾旅行でこんなに早く眠るのは初めてです。早朝のお参りから始まった2日目の台湾。新幹線と、バス、遊覧船を乗り継いでここまでやって来ました。
Yuさん小Mとの楽しい旅行は、忘れる事の出来ない思い出が一杯です。

 最後の3日目、どんな旅になるのでしょうか?では、また…。