バスで逢甲夜市へ着きました。ここのマクドナルド前で17:30に待ち合わせをしているんです。その相手は、昨年9月の「4度目の台湾旅行で出会ったkelly小姐です。彼女とは、台北のゲストハウスで出会いました。その時の様子は「4度目の台湾旅行 2013年9月26日~28日 2日目 その1 朝のレセプション」
kelly小姐とは、その後何度かメールをやり取りしていました。今回、台北で再会することになってたのですが、出発前夜の23時に「台北には行けないので台中に来ない?」となり、私が台中で行きたいのはら逢甲夜市といってたことから、急遽、旅程変更となったのです。出発前夜に大慌てで台中情報を調べ、睡眠不足となった由縁はここにあったのです。
Kelly小姐との待ち合わせ場所、は、降りたバス停からすぐでした。
予定より30分ほど早く着いたので、近くのWatosons(ワトソンズ)を覘いたり、ぶらぶらして時間をつぶしました。
おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかな通り。まさに台湾ですね。
台中市民に「台中で一番エキサイティングな夜市は?」と質問すると「逢甲夜市」と答えるそうです。台中市西屯区に位置し、1963年に設立されました。逢甲大学前から始まる夜市、学生や若者で賑わい、常に進化している夜市で、登記されている商店は1500件以上にも及ぶそうです。台湾最大級の夜市は、台北の士林夜市か、台中の逢甲夜市だそうです。何だかワクワクしますね~。
さて、待ち合わせ時間が近付くにつれ、ドキドキと共に不安も大きくなりました。ホントに会えるかな?待ち合わせ場所は、本当にココだよね~。待ち合わせ時間の17:30になってもKelly小姐は現れず・・・、5分経ち、10分経、不安はますます大きくなります。「会えないのかな?」「急用ができたのかな?」「携帯番号、間違えて教えたのかな?」そして、15分経過、17:45分です。Kelly小姐に電話しようと思ってたその時、あ~ぁ、やっと会えたよーーーーーっ!!15分の遅刻ですが、台湾では待ち合わせの遅刻は想定内のようで、フツーに「啊~!!你好」と、再会しました。ちょっと驚きましたが、まずは一安心です。ホント、良かった良かった~。
Kelly小姐からは、男朋友と一緒に来ると聞いていました。Boyfriend の ken です。「kelly & Ken 」、とても仲良しのカップルです。
無事に再会できたので、安心して夜市を楽しめます。「何食べたい??」から始まり、私の答えは、「我想吃臭豆腐臭豆腐食べたい」でした。そう、私の食わず嫌いというか、天敵は「臭豆腐」です。いくら「我愛台湾」であっても、この臭さだけは愛せません。この匂いを嗅ぐと、無意識に口呼吸してました。でも、「我愛台湾」を貫くために、越えねばならない臭豆腐の壁にチャレンジしてみました。ひとりじゃ怖すぎるし、今回は、食べれなくても助けてくれる kelly & Kenがいるから安心です。
kei 我不吃臭豆腐/私は臭豆腐食べたことないの。
※正しくは「我没吃過臭豆腐」 ですね(多分)。上の会話文では
「私は臭豆腐を食べない」になります※
你們吃臭豆腐嗎?/臭豆腐食べるの?
二人の答えは、さも当然の如く
kelly & Ken 吃/食べるよ!
kei Do you cook it ? (ここは英語)
kelly & Ken No!!
さすがに自宅では作らないそうです。これは納得。
臭豆腐の洗礼を受ける前に記念写真
見ただけでも臭う!!たっぷりの香菜と、とろみの付いたタレがかかってます。長い爪楊枝に刺して食べます。ちゃんと3人分の爪楊枝をつけてくれました。
まずは一口挑戦。笑いが止まりません。「好吃」なのです。あの臭さは味になって口の中に広がりますが、思ったほど臭くなく、外はサクサク、中はフワフワでアツアツ。ハフハフしながら食べました。香菜と、醤油風味のトロットしたタレが、臭さを軽くしてくれる感じです。お~~ぉ!!これで私も、心から「我愛台湾」といえそうです。そして、今度からは一人でも「我要1個臭豆腐」って屋台で一杯やれそうです。いや~、ホント、美味しかったよ~。
次は何を食べたいか聞かれたので、「排骨: 豚などの スペアリブ。豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣を つけて油で揚げた中華の肉料理」をリクエストしました。Kenのアイデアで、色んな揚げ物を頼むことにしてみました。「イカ」「タコ」と、沢山の海鮮があり、味付けも、ブラックペッパー、レモン、塩、柚子胡椒と、バリエーション豊富です。私の食べたいものを選んでよいということで、「豚」「タコ」を選び、レモンで味付けしてもらいました。
目の前で作ってくれるので、アツアツが食べれます。
またまた記念撮影 by ken
色んな種類の揚げ物がいっぱいです
美味しかったです。レモン味でさっぱりしてます。日本で食べるのと同じ感じで違和感なかったです。骨付き豚肉も一口大にカットされてます。びっくりしたのは、透明なビニール袋の中に直接食べた骨をペッペと、吐き出すことです。透明なビニール袋だけに中身も見えてます自分が持ってる袋に入れるならまだしも、Kelly 小姐が持ってるので抵抗ありました。ペッペと、吐き出すことはできなかったので、口から手に取って、そっと袋に入れさせてもらいました。
外国のお友達と食事する時の心得があります。食事に限らずそうなんですが、「自分の意志を持つこと」です。「何が食べたい」「何処へ行きたい」ということを明確に言葉にすることが大切です。「う~ん」 「何でも」 「どっちでも」 「お任せ」では、絶対にダメです。言葉が通じにくい分、あいまいな表現は、相手を困らせるだけです。これは、私がバックパッカーをする中で学んだことです。美容院でカットする時も、「こうしたい」という意思を持っていれば、助言もしてくれるんです。その国の言葉が喋れなくても大丈夫。とにかく「意思を持つ」という主体性さえあれば、沒問題です
さて、食べたいものをはっきり伝えよう!!ということで、偶然見つけたこの看板。「葱」「餅」という文字に惹かれて「我想吃這個/私はこれが食べたい」と指差ししました。指差しも、大切なボディランゲージです。
食べやすい大きさにカットしてくれます。私には珍しい「葱花大餅」ですが、地元っ子Kelly & Ken にとっては「あぁ、これね。いいよ!」って感覚のノリでした。
パンにも見えます。
横から見ると、フカフカのパン生地みたいな川の中に葱が混ぜ込まれて焼かれてます。パン生地みたいなヤツは、パイ生地風味で、外側がサクサクしてました。葱が甘くておいしいです。
熱いので「フーフー」しながら頂きます。さっきの排骨が入ってた容器を活用するken、頭いい~!!他很聰明!!
さすがは台中一の夜市ですね。賑わってます。
洋服、雑貨と何でも売ってます。
次は飲み物に挑戦。
昨年の夏に「愛玉」を食べて気に入ったので今回もこれに決まり!!
愛玉+珍玉のQQドリンク(QQとは、モチモチした食感の食べ物を表す台湾の造語です)
珍珠(タピオカ)です。お行儀悪い写真でごめんなさいね~。でも、香ばしくて、モチモチしてて美味しかったです。QQ大好き。 我喜歡的QQ。
「逢甲夜市探訪①」はここまで。
続きは、また今度。
では…。