米粉のお菓子が膨らむ理由 | えがしらちかりお菓子教室

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愛知県愛西市(近鉄富吉駅近)
郊外のゆったりとした場所で少人数での1回完結のお菓子教室
お菓子作りの基本がわかる場所です

皆さん、こんにちは。

タイトル”米粉のお菓子はどうして膨らむのか”

割と、今普通に米粉のパンやケーキが日常にあって

当たり前な感じもある米粉のケーキ

私からすると、どうして膨らむの?

という疑問があります。


小麦粉、強力粉からできているお菓子やパンの特徴は

ふんわり、柔らかく、口溶けがいい

これらの食感は小麦粉のグルテンがあるからなんです

グルテンのない米粉がどうして同じような形状を保てたり

するのかとっても疑問


今、手元にあるレシピの”小麦粉”の部分だけを”米粉”に

置き換えたらできるんでしょ?

と思われがちなのですが、できることもあるけど、

食感が思ってたのと違っていたり、

あれ!?

全然違う感じになってしまった!となることもあります。


米粉にはグルテンがない

米粉は水分を吸収しやすい

この2つの大きな特徴をクリアしないとスポンジケーキも

失敗してしまいます。


ということで、色々作る中でわかってきたことは

米粉のケーキの”ふんわり”を出すために大事なことは何?

辿り着いたのは”泡!”

泡っていうのは何かというと、卵の気泡のことです

スポンジケーキを作ろうとしたときに、いつもよりしっかり泡立てる

という工夫が必要です。

え?

それだけ?と思われると思いますがそれだけです。

べたっとする、重たい感じになる

これらを解決するのは”しっかり泡立てる”

ここを注意してみてください

(レシピバランスにもよります)


実は、毎年クリスマスケーキを作る小学生レッスンがあるんです

この時は粉ふるいを使用したくない理由から米粉を材料に使っているのですが

子供達はみんな失敗なくふんわりスポンジを作ってくれるんです。


ちゃんと膨らんだスポンジケーキをスライスして作業してます🎵


この時どういう説明をしてるかというと、”卵をしっかり泡立てましょう!”

これだけです。


10人一斉に作り出すレッスンなので、きめ細やかに対応できない中

みんな失敗しないんです!

すごいと今更に思います


大人になって知識が豊富になレバなるほどちょっと硬い考えを貫いてしまって

どうしてできないの?って沼に落ちることもしばしば。。。

一旦いろんなことを忘れて挑戦する気持ちが欲しくなりますね。。。



グルテンがないのにふんわりするのはなぜ?

についてお話してみました。


次はどんなテーマにしようかな