それでも、夢の時間 | やっぱり青が好き

やっぱり青が好き

”しなやかな蒼き刃”岸孝之投手を中心に、
その仲間たちや野球についてつづっています。

 いつでも、勝つところを見たい。ピッチャーが抑える所を見たい。けど、その通りにはいかない。野球に台本はないし、年を重ねてくれば尚更。

 昨日5/12の試合はとても悔しかった。打たれるところを元ホームで見るのはつらいし、こき下ろされるのもつらいし。

 

 それでも、あんなに近くで岸くんを見られる球場は他にない。目の前で遠投やブルペン投球を見ることができて、昨日は(遠いけど)ベンチ前キャッチボールもたくさん見られた。何より7回113球も投げてくれたから、美しいマウンド姿もたくさん拝めた。いつも楽しむことができないけど、今思えば夢のような時間だった。

 

 試合後「もう少し意識をもってやらないと駄目だと思うので練習します」と話したという。「練習する」という言葉をよく聞く。長年努力し続ける姿は、本当にすごい。

 

 勝敗にしか興味のない人や、選手を駒のように考えている人には見えないものを見ているし、見続けようと思う。