敗戦と、大先輩超え | やっぱり青が好き

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”しなやかな蒼き刃”岸孝之投手を中心に、
その仲間たちや野球についてつづっています。

 5/5、岸くんの登板は見られなかった。

 去年やられたマリーンズ。でも今回はホーム。相手先発はイーグルスが苦手な小島投手。勝ちがつかなくても、納得できるピッチングができれば…と考えていた。

 

 結果は、6回2/3、104球、失点4、被安打9、奪三振3、与四球3で負け投手。

 

 5回まで毎回先頭打者を出す苦しいピッチングだった。チェンジアップはよさそうだったけど、ストレートの制球がいまいちのようだった。1、2回に1点ずつ失い、5回にも1失点。それでも何とか粘った。キャッチャー石原くんが2回ランナーを刺してくれて助かった一方、守備のミスが点につながったのもあった。ポテンヒットも多かったし。

 

 6回は急によくなって2者連続三振、その後ヒット許したものの抑えた。ここで90球ほどで、7回も続投。三振と外野フライでぽんぽんとツーアウト。ここで、いい球がボールとなり、マウンド上でぴょんぴょんはねた。それがあって四球。盗塁とヒットで4点目を失った。悔しそうに、地面のロジンバッグを軽く叩いた。イニング途中の降板ほどせつないものはない。

 

 結局、小島投手に完投を許し、4対1で敗戦。先日の荘司くんみたいに、4失点で勝ち投手になることもあるんだけど。

 

 要するに調子がよくなかったのだろう。6回で交代していれば、は禁句だけど。ネットでうっかり見てしまった意見は、今年はずっとよくないとか、若手を見たい、というもので、悲しかった。年齢を経れば誰もがそうなるとわかっていても。ずっと応援してるわけじゃない人たちに何がわかる!といいたいけど。

 それに、打撃がさっぱりではどうしようもないし…。

 

 試合後、ファンサービスで観客とのハイタッチがあり、岸くんは先頭にいたという。それでもけなしますか?

 

 ついでに、先日セ・リーグファンの知人に「岸がローテにいるのは、楽天にピッチャーいないから」といわれてしまった。そのときはスルーしたけど、今猛烈に悔しい。

 

 岸くんのコメント「小島のピッチングを見てたら、あれ以上はってところで、ああいう取られ方は自分自身もですけど、チームの士気が下がるようなよくない取られ方かなと思います。ほんと申し訳ないと思います」「無駄なところが点につながった」

 せつない。次回に期待だなんて簡単にいえない。けど、次は勝ってほしい…。

 

 実は前回の試合で、通算奪三振数が2082となり、西口さんに並んだ。そして今日、憧れの大先輩を超えた。素晴らしい記録だけど、たぶん気づいている人はほとんどいない。