行かない方がいいかも… | やっぱり青が好き

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”しなやかな蒼き刃”岸孝之投手を中心に、
その仲間たちや野球についてつづっています。

 5/10、仙台でデーゲーム開催。休みが取れたので観戦に行きたいなと思い、チケットを取ったのは6日前。岸くんが登板するとは思っていなかったし、ローテーションから行くと相手先発はイーグルスキラーのバファローズ田嶋投手だから、負け覚悟でゆったり見て、行きたいと思ってたスコーンの店でも行こうかと。

 

 すると前日、予告先発を見ると岸くんだったので、度肝を抜かれた。中6.5日で来るとは…見られるのは嬉しいけど、不安もいっぱい。とにかく応援するだけといい聞かせる。

 

 晴れて暑いくらいの陽気。試合開始30分前、岸くんがグラウンドに出てきて、遠投を始めた。ああ、やっぱりいいなあ、この姿。登場曲が流れると球場が盛り上がる。ホームっていいな。岸くんがマウンドに上がり、投球練習。もう緊張してドキドキが止まらない。

 

 1回表、先頭にヒット許すも3者抑えた。バッターが打ち上げてるのでいい感じ?

 

 ところが2回表、いきなり連打(2本目はエラーくさかったけど)。そこから3本のタイムリーを浴びてしまった。いいとこに投げられますようにと祈っても、ファンにコントロールできるわけもない。空振り取ったりしていい形で追いこめてるんだけど、決め球が甘いのかなあ。3塁側からだとよくわからない。田嶋投手相手に3点ビハインドは絶望的…今日のお立ち台はもうないなあ、としょんぼりしてしまった。そういえば、スタンドの人たちはライト層が多い感じで、皆黙って見ていて「岸頑張れ」といった声は聞こえなかった。

 

 3回表、また先頭にヒット。やっぱり調子がよくないんだな…ワンナウト1,2塁となった所で、小山コーチとトレーナーが出てきた。えっ何?岸くんが2人と一緒にベンチへ下がり「岸選手、ただいま治療を行っております」のアナウンス。歩いてたし、指?でも指で降板しないよなあ…ざわついた心で見ていると、ピッチャーの交代が告げられ、西口くんが出てきた。まさか、こんなすぐに岸くんが降板してしまうなんて。ほとんど投球見てないよ、悲しいよここまで来たのに。私が仙台で岸くんのナイスピッチングを見たことはあまりない。私が来たからだ、ごめんね、と思ってしまった。

 

 あまり調子がよくない西口くんに火消しは荷が重いと思ったけど、何とか火消ししてくれと願う。しかしツーアウト満塁になり、ショートゴロでよし!と思ったらエラーで2点。さらにタイムリーで0対6になってしまった。悲しすぎる…。

 

 もうそのあとは惰性で見ていた。打線はチャンスすらろくに作れない。同じピッチャーに何回連続でやられるんだ。かつてライオンズがホークス武田投手にやられ続けていたことを思い出す。一方イーグルスの中継ぎ陣が地味に失点し、0対8。悲しい。

 

 9回裏も田嶋投手が続投。球速が落ちている中の続投、なめられてるなと思った。すると伊藤裕季也くんが2塁打。続くあさむがレフトスタンドに豪快なホームランを放った。たくさん地元の高校生が来ていたし、完投・完封を阻止したから、救われた。

 

 でも2年以上、私が見に行った日の岸くんが勝てない(その前もかなり勝率悪い)。挙句の果てには負傷。後悔というより、やっぱり私が疫病神なんだ、という申し訳なさが強い。行かない方がいいんだ…行きたいけど。

 

 岸くんは腰痛を訴えて大事を取って降板したとのことで、登録抹消になった。記事によると球団は「 試合後は病院には行かず患部の状態を見極めながら試合復帰をめざす見通し」、監督も「そこまで気にするほどではない。(復帰まで)そこまでの時間は要さないと思います 」「体の状態と野球の状態を上げてもらいながら、次のターゲットをめざしてほしい」 と話していたという。軽症のようでひとまずほっとした。

 

 2週間、5連戦が続くので、休養とパフォーマンスを上げる期間としてちょうどよかったかもしれない。年だ年だといわれてしまい、私もそう思ってしまうけど、並の投手ではない。万全にして、でも本音は早く戻ってきて、また快投を見せてほしい。