古い手紙類を断捨離していたら、古い父からの手紙がありました。
父からの手紙はほとんどないと思っていましたが、結構あります。母からの手紙が多すぎるんですね。
昭和52年というと、九州に来て3年目のことです。考えてみれば、5月11日というのは私の誕生日の前日なのに、そのことはまったく触れていません。何のための葉書なのだろうか。そのころ、引っ越しをしているのですが、その近所はどんな感じなのか写真に撮って送ってくれと、そんな暢気なことを書いています。
で、今たらこに夢中の私自身が注目している部分は、次のようなところです。
「新聞で報道されている200海里の問題で、古平は火の消えたようなものです。ニシン、ツブ、エビなど、まったく出漁できないのです」
今、私が書きたいと思っているのは、そこからどうやって立ち直ろうとしたのか(完全には立ち直ってはいないけれど)、それを50年後息子が表現しようとしていることを、父が知ったらどう思うのだろうか。
まあ、怒ってはいないだろうとは思う。