積丹ブルー | じぃのヒトリゴト

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NPO法人生活環境ネットC&Cの代表が管理するブログです。
日々の考え事や思いつきを書き連ねます。

娘に「なんで神威岬なんか行きたいの?」

と聞いたら、

「積丹ブルーを見たい」ということでした。

え~~、今、そんな売り方をしているんだ。

私は、確か、2回だけ行ったことがあります。

大学時代に友人と1回、結婚してから家人と1回。それだけだと思います。

海岸のゴツゴツした岩場を延々と歩き、念仏トンネルだったかなあ、這いつくばってやっと通れる真っ暗なトンネルを通らなければならなかったのですが、それが怖くて。

たしかに神威岬の上から見える海は青くてきれいだった。

しかし、閉所恐怖症な上に高所恐怖症な私は、その後行ってみたいとは思いませんでした。

今はトンネルを通らずにいくことができるみたいで、

たしかにきれいではある。

 

私の海は透明です。何しろわが家は道路一つはさんでコンクリートの堤防があって、それをピョンと飛び降りて、砂浜を20歩ほど歩くと海の水です。だから、私の海は透明、嵐の時は鉛色。

でも、たとえば、たらこミュージアムを通り過ぎて、すぐに振り返ると見える、この海岸線はきれいだと思う。とても。

 

なに?なに?なんと表現すればいいの?

ブルーではないし、グリーンでもないし。

20代の頃に「コピーライター養成講座」を通信教育で受けて、結構褒められたんだけれど、一度も90点には届かなかった。

故郷の海岸線を表現できないんだから、90点は超えれなかったんだろうなあ。

 

色ではなくて、たとえば、「母の海」

たぶん、つながらないだろうな。

吉田一穂のこの詩とこの景色をどうつなぐのか。


 

あゝ麗はしい距離(ディスタンス)

つねに遠のいてゆく風景……

悲しみの彼方、母への、

捜り打つ夜半の再弱音(ピアニシモ)