限界集落のような限界メディア | じぃのヒトリゴト

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NPO法人生活環境ネットC&Cの代表が管理するブログです。
日々の考え事や思いつきを書き連ねます。

新聞の宅配を止めてから数か月。

家人はテレビの番組表が見れなくなったのがちょっと不便というし、

私は新聞をチラチラ見ながら昼食をとる習慣があったので多少手持ちぶたさ。

という程度で、まあ、さほど不便は感じていません。

下図は新聞の発行部数の推移を見たものですが、急落が謙虚です。

(福岡市立総合図書館で調べたものですが、裁判傍聴時間が迫っていたので、きちんとしたデータの取り方をしていません。大雑把な傾向のみを)

たぶん、このままでは新聞というメディアそのものが近いうちに消滅してしまうんではないでしょうか。

最近、「朝日新聞政治部」という著作とか、毎日新聞初の女性政治部長の本とか読んだのですが、政治家にいかに取り入るか、信頼を取り付けて情報を得るかという苦労話が多くて、特に後者の方はあほらしくて途中で放り出してしまいました。テレビの新聞社出身の解説者を見ても、みんながみんな田崎史郎さんもどき。だいたい、次の首相候補として誰が候補に挙がっているとか自慢げに話すことに何の意味があるのだろうか。誰と誰が飲みに行ったという情報が必要か。

誰が見ても新しい政治資金規正法がザルでひどいものだとわかるのに、もうすっかり忘れたようなのは一体何故なんだ。政治家に政治資金規正のシステムを任せるのが誰がみてもおかしいと思うなら、新聞社がまとまって第三者委員会を作ってその結果を公表するくらいできないのだろうか。ジャニーズだってできるのに、新聞社にできないはずないだろうに。立場も年齢層も職業も違う人々を集めて、報告書を作るなんて、新聞記者のお手の物なのじゃないだろうか。どうせ。もうすぐ「元」新聞記者しかいなくなるのだから、各社連携することに不都合があるとは思えない。障害になるのは政治部出身の政治家とズブズブになっている経営者だろうけれど、もうすぐなくなるのにそんなこと言っている場合じゃないだろうに。