今日も博多ストーカー殺人事件を傍聴してきました。
46年前に1日だけ転職したことがあります。
とは言っても職場には有休を出して違う組織の研修を1日だけ受けただけなんですが。
西日本フリーライター協会というところでした。(今、存在しているのかどうかわかりません)
結婚まで2・3か月という時でした。
「本当にやりたい仕事で新しい生活を迎えたい」という思いからでした。
結婚を前にして職を変えるというのはダメだろうと今は思うんですが、当時は、それが妻になる人に対する礼儀だろうと思ったし、自分自身に対する正義だろうとも思いました。
結局、1日だけでビビってしまって、何食わぬ顔で職場に戻ったし、1日だけお世話になった組織には丁寧な退職届を出しました。
今日の傍聴の一番の目的は、あの時のビビリが正しかったのだろうかを確認することでした。
話題になった事件ですから、法廷には多くのメディアが入っています。
彼らが流すニュースと、自分ならこう表現するということを見比べて、「負けた!」と思えば、46年前の自分自身の判断が正しかったことになるし、そうでなければ「残念だったなあ」ということになるのかもしれません。
で、結局は?
昼から犯罪心理鑑定の方の説明があったのですが、すごく暗い気持ちになりました。帰り道、なんだかドロドロな気持ちになりました。こんな気持ちになるんじゃ、表現する能力以前の問題としてダメじゃないかと思いました。
つまり、46年前の選択は正しかった!