世界文学全集の行方 | じぃのヒトリゴト

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NPO法人生活環境ネットC&Cの代表が管理するブログです。
日々の考え事や思いつきを書き連ねます。

昨夜、NHKを見ていたら、スタインベック「怒りの葡萄」が話題になっていました。

「読んだことあるなあ。どんな話しだっけ?」

そんなことが最近多いんですよね。世界文学全集は私が学生の頃流行っていましたし、たいがい読んでいます。それが今まったく覚えていません。十数年前に置くところがなくなったのでたいがい処分したのですが、ほとんどお金になりませんでした。

私にとって、世界文学全集は役に立ったのだろうか。社会を解析する力ができたとは思えないし、感性は読むことによって育つものだろうか。

職場の先輩は、文章が書けない新人が入ってくると、口癖のように「文藝春秋を読め」と言っていましたが、それはよくわかります。でも、それを実践した人は誰もいませんでしたし、私も思い出したように今でも文藝春秋を買い求めますが、1000円分読めた記憶はありません。

いずれにしても、もう少し社会性の高い本を読んできたら、私の人生も違ってきたんじゃないだろうか、、、、と昨日、NHKを見て思いました。後悔ばっかりだなあぁ。