たしか、40代半ばの頃だったと思うのですが、大腸ポリープの除去手術をしました。父親が大腸がんで死んだこともあり、大腸ポリープは全部大腸がんで、良性の大腸ポリープもあるという認識はありませんでしたから、「ああ、この若さで死んでしまうのか」と思いました。
手術のために1週間入院したのですが、ちょうど入院の日は娘の小学校の運動会の日で、家族でお昼ご飯を食べてから、一人で病院に向かいました。
あの時の、なんていうか、
シミジミとわが人生に思いをはせるというか、
やるせない気持ちは今でも覚えています。
6人部屋の病室には、お喋りでやんちゃな青年が一人いて、さらに暗い気持ちにさせられました。
お尻を見せて、ウンコの状況も看護師さんにチェックされてという、屈辱的な1週間でした。
さいわい良性のポリープだったのですが、ポリープができやすい体質というのがあるのだから、定期的に検査した方がいいということで、その後2~3年に一度は検査しています。
で、たぶん10回目くらいになる定期検査をしてきました。
前日15時に最初の下剤を飲んで、(それなのになぜか夕食は普通どおりに摂っていいということでしたから、「今食べているオムライスは、何のために食べられて、どのくらい腹にたまっているのだ」と考えると、オムライスがかわいそうになりました)、さらに寝る前に下剤を飲んで、翌朝11時までひたすらトイレに通って、出すものだしてから12時頃に病院に入り、病室の中で2時間かけて2リットルの液体を飲んで腸をきれいにします。2リットルを飲み終わった段階で、トイレに看護師さんを呼んで、便の状態を見てもらいます。「よし、黄色い水だ!」と言われて準備終了。
ここまでは、私も10回のキャリアがあるベテランだから大丈夫なのですが、やはり尻から管を入れられるのは、何度やっても嫌です。最初にワセリンのようなものを付けた指でグリグリグリと乱暴にかき回されると、しみじみと私にはその方面の趣味はないなあと思ってしまいます。
大腸に沿って、グニョグニョ管を入れられて、痛いやら惨めやらで、テンション下がりっぱなしで戻ってきました。
まあ、とりあえず、前日、何か月かぶりで休肝日を取ることができたことでヨシとして、お酒を飲んで寝ました。