作家 吉井春樹 366の手紙。 -1544ページ目

[恋文]すきなひとり。

ひとりだけど、

ひとりじゃない。

これだと言い切って、

決め付けることは簡単だけど、

それは果たして真実だろか。

重さとか長さとか深さとか、

そこに違いはあるはず。

同じ好きな気持ちはない。

だけど、きっと、

どの好きなひとも本物です。

[元気]凹む意味。

凹むって、
どういうときでしょう。

好きな人に
フラれたとき?

友達を
傷つけたとき?

仕事で
失敗したとき?

一日を
何もせず過ごしたとき?

ちょびっと
思い返してみると
凹むチャンスは
たくさんあります。

凹むって
なんなのでしょうね。

そして、
凹むすこし前に
生まれている気持ちは
けっこう近かったりします。

がんばった後に
凹めるのではないかなと。

凹む権利を持っているのは
挑めた人なのではないかと。

すんごい落ち込むのは、
すんごいがんばったから。

すんごい悔しいのは
すんごいがんばろうとしたから。

それだけ自分に
期待ができたからこそ
すこしのモノサシの使い方で
欠けてる感覚を味わうのでしょう。

凹むのは
がんばれた
勇気のしるし。

[恋文]わかりあい。

わかりあえてないと思ってるのは、

もしかしたら、当事者だけかも。

もちろん、当人同士が

いちばん大切なことなのですが、

別の次元で、

わかりあえていると、

そう感じさせられる、

あなたたちです。