オーラを纏った銀龍が一歩ずつ闇銀龍に歩み寄る。
闇銀龍はその気迫に思わず後ずさりする。
「(な・・・、なんだこいつ・・・!?さっきまでとは雰囲気が全然違う・・・!いったい何をしたんだ!?さっきまで死にそうだったじゃねぇか・・・!!)」
先程まで優勢だった闇銀龍には、今の状況が理解できなかった。
そこへ銀龍が突如闇銀龍との間合いを詰める。
「なっ・・・!?」
驚く闇銀龍。
「君は表へ出てはいけない存在なんだ。悪いけど、ここで倒させてもらうよ。」
闇銀龍にそう囁く銀龍。
そして間髪いれず闇銀龍の腹部に強烈なボディブローを仕掛ける。
ドスッ!!
「ぐはぁっ!!!」
ボディブローが見事に決まり、闇銀龍は悶える。
続けて銀龍は中段回し蹴りを仕掛けた。
「ちっ・・・!」
闇銀龍はそれをギリギリでかわし、体勢を立て直す。
「どういう・・トリック使ったかは知らないけどさぁ・・・、あんまり調子に乗るなよ!!生き残るのは・・・、オレの方だ!!!」
闇銀龍が息を荒げながら怒鳴り、今にも魔法を繰り出そうとしていた。
「死ねぇぇぇぇ!!『エクスプロジア』ーーーーーーーーーーーー!!!!」
闇銀龍は一気に勝負を決めるべく、渾身の『エクスプロジア』を放った。
「・・・今楽にしてあげるよ。」
銀龍もまた魔法を仕掛けようとしていた。
「・・・『エクスプロジア・メガ』!!」
銀龍が放ったそれは、銀龍が習得している筈の無い『エクスプロジア』の進化系の魔法だった。
その威力は通常の『エクスプロジア』を大きく凌ぐもので、闇銀龍の『エクスプロジア』は瞬く間にかき消され、闇銀龍に直撃しようとしていた。