アラフォーは踊り出す | アナナスのサイトーシング・10。

アナナスのサイトーシング・10。

私たちのDNAの中の窒素、歯の中のカルシウム、血の中の鉄、アップルパイの中の炭素は、崩壊する星の内部で作られた。私たちは星でできているんだ。
(天文学者カール・セーガン)
あなたもわたしも⭐️で出来ている。

最近、YouTubeを見るようになりました。

ちょっと前まで、アレは若い子が見るものであって、おばはんにはついていけない怖いもの・・・・という認識でした笑

 

最近、見ているのは、肉小路ニクヨさんと、ふたりぱぱというチャンネル。

ニクヨさんは、いわゆる女装家さんなんですか、・・・デラックスとか、マングローブとか、グランディーバとか、なんだかすごい豪華な名前の中、なぜこの名前にしたのかは謎・・・笑

昔から、おネェ的な方って、テレビや雑誌で、若い女子に檄を飛ばしてきたものでしたが。

「そんな仕事辞めてしまいなさい」「別れちゃいなさい」「整形しちゃいなさい」ナドナド・・・。

まあ、面白いけれど乱暴なんですよね。

ニクヨさんのすごいのは、「これこれこーゆー方法があるから、こっちで努力してみなさい」とか、「アナタのソレは、アナタの彼氏に問題があるというより、心配なのはアナタです。なんでかっつーと・・・」など、具体的かつ実践的なアドバイスをする事。

非常に丁寧かつ、愛情を感じる。

おじさんに振れたりおばさんに振れたり、その塩梅がまた、年配女性の心に刺さる笑

 

それから、ふたりパパ。

こちらは、日本人とスウェーデン人のパパカップルと、その息子ちゃんの家族の毎日の様子。

息子ちゃんはアメリカで卵子提供で代理母を介して誕生したわけですね。

いやもー、息子ちゃん、かっわええ。

ラテン系の子供のかわいさはいっそあざといほどにキュートだけど、北欧系の子供もなんちゅうラブリーな・・・。

言語的にも文化的にもお互いワンクッションあるからかもしれないけれど、お互いの接し方がとてもソフトでマイルド。

ああでもね、その底にはとっても深い激しい愛情もあってこそだと思うんですけど。

生の感情や言葉で子供に接してしまいがちの私は、こりゃ見習わなきゃならないな、と反省しきり。

非常に参考になるのです。

 

アラサーは走り出し、アラフォーは、踊り出す。

40になると、何かにハマる。

と予言されておりました。

 

私は、どうもこっちに寄っているようです。

 

LGBTとかよくわからないんですけど、私はどうもその辺がもともと曖昧みたいなんですよね。

主治医の先生がおじさんのようなおばさんのような最終的におばさんになった人であったり。

親しくしてくださってる方とも人生生きてたらそれが当然のように出会い。大好きだもの。

 

あと、親戚にお坊さんがいたり、通ってた保育園がプロテスタントで、学校がずっとカトリックだったの。

うちの祖母がまあまたちゃんぽんな人で、若いときは行くとこないし、新興宗教にいくつかクラブ活動感覚で出入りしてたみたい。

実の弟の寺の檀家で、しょっちゅう寺に行ってたのに。神様大好きででかい神棚毎日拝んでたのに。

そのへんもだから私、あいまいなんだと思う。

そもそも仏教も、カレー粉まみれのインドから中国行ってカレー抜けてちょっとあんかけかかった状態になって、日本に根付いた段階でだいぶしょうゆ味になったんだと思うんですよね・・・。

んで、その仏教も、どうも似たような話が古代エジプトにあんぞ・・・という事もわかってきたらしい。

 

世の中そんなもんだと思ってたの。

だからたまに強固な反対意見を聞くと。それが学生時代からの友達からだったりすると。アンタ、そんなバリキャリOLみたいななりして、超保守自民党⚪️カ派のオヤジか?とか思っちゃう。

 

モザイク画とか点描画ってあるじゃないですか。あれって光を色と捉えた、いろんな色の小さいピースだったり、ちっちゃい点の集合体で。

近くで見ると???だけど、俯瞰して見ると、ものすごいバランスのとれた一枚の絵だったりする。

砂曼荼羅みたいなものですかね。

きっと、世の中もそういうもんなんでしょう。

まあこれは。

自分の子供が障がいがあると分かってから、考えた事でもあるんですけれど。

子供に障がいがあったり、または不妊症で子供が作れないという女性がブチ当たる感情によくあるんですが。

「私の遺伝子は、世の中に必要とされていない。私の存在は不必要だからこうなったんだ」

ちゃんと産んであげられなかった子供と配偶者への申し訳なさもあるけれど。

 

でもねえ、世界は弱肉強食じゃないんですって。適者生存なんですって。

ヤフー知恵袋で昔あった質問に答えた方がまあ秀逸、という記事を拝見したのですけど。

だって、自然界では虎はめっちゃ強くて兎は弱いのに、虎は絶滅しそうで兎めっちゃ繁栄してる。と。

それぞれの種がただ「適応」するために考え出した個性である。

人間が選んだ適応戦略は「社会性」。

「高度に機能的な社会を作り、その互助作用で持って個体を保護する。あらゆるどんな生体も生存させることで、子孫の繁栄の可能性を最大化する」ということ。

「優秀な遺伝子」なんてものはなくて、「ある特定の環境下において有効であるかもしれない可能性のあるかもしれない遺伝子」。

それを、いくつもいくつもいくつもいくつも・・・・。

その多様性が、ホモサピエンスの強みであると。

今現在、存在している事が、適しているという事。

 

今、多様性が話題になされる事が多いけれど、それだけもしかしたら、現在がホモサピのターニングポイントなのかもしれないなあ。

昔、かなりスピな鍼灸師の友人が言ってたんですよ。

「いいですかアナナスさんっ。すべてのものは突き詰めると、一つ一つが小さな小さな光の粒でできているんですよっっっ」

「・・・・????」

だったけれど。

あれはあながち嘘じゃなかったのかもなあ。

 

 

それからKingGnuにハマっております。

40にして、初めて入りましたよ、ファンクラブ笑

41の誕生日に、友達に「・・・・実は私、この年でKingGnuのファンクラブ入った・・・」と告白したら、同級生の友達が、ワンブレス置いてから、「実は私も・・・去年、今更、ミスチルのファンクラブ入った・・・」と。。。

 

すごいな、40笑

 

 

※ほんとは、震災から10年ということで、その話をと思っていたのですが、まだ飲み込めていない部分があって。

そのうち、あのときの自分のことを考えながら、ブログにしたいなあと思っています。