Now the mask you are wearing
is stoney and staring
Lines and tears age and fears
Growing old passions cold
お前が被っているマスクは
無表情に じっと見つめている
皺が寄り 涙が流れ
齡を重ね 恐れおののく
老いさらばえ 情熱も冷める
Is it me is it you
Behind the mask, I ask
Is it me is it you
Who wears another face
私か それともお前か
マスクの奥から問いかける
私か それともお前か
マスクに身をやつすのは…
言わずと知れたイエローマジックオーケストラの名曲、『ビハインド・ザ・マスク』。もう40年も前に発表されたんですね。
今回の”上級国民”暴走死亡事故で、事故後初めてカメラの前に姿を現した映像を目にして、この歌詞を思い出しました。
国内では同じアルバム収録曲の『ライディーン』『テクノポリス』がよく知られていますが、海外でのこの曲の評価は高く、後にエリック・クラプトンやマイケル・ジャクソンによるカヴァーも発表されました。
ただしこれらはオリジナルとは歌詞が改変されており、ラブソングになってしまっています。
冒頭に掲げた原詞の持つ抽象的なイメージが、今回の社会的な出来事にも何故か合致しています。
後段部分など、マスコミの恣意的報道に左右され、真実を知らされず、また知ろうともしない視聴者の様子まで暗喩されているように見えるのですが、穿ち過ぎですかね?